唐突ですが、「生食文化礼賛!」の編集部・大森です。※ひとり旅シリーズだったはずが、この回のみ単独行動ではございませんこと、ご容赦ください。

というわけで、熊本に足を踏み入れたならば、馬刺しをいただかないわけにはいきません! 仕事を終え(ブログを書いていて、そうだった、出張で熊本に行ったのだとハッとしました……笑)、市内へ移動。先輩に予約していただいた「瑠璃庵」で念願の馬刺しをいただきました。そして、天草で獲れた魚介のお造り、阿蘇で飼育されているというダチョウ(!)のお刺身をいただき大興奮。 残念ながら、アルコールが弱いので今回は先輩の飲みっぷりを横目で見るにとどめましたが、再訪した際は、熊本ワインである「菊鹿の飲み比べ」にもトライしたいと思った次第です。

見目麗しい! 味も本当に麗しかったです! やはり生食は鮮度がいちばんだな、と再認識。
こちらが珍しいダチョウの刺身。馬刺しよりさっぱりといただけるのに、コクや旨味はしっかりと。九州に来る度にお酒が強くない自分を呪いたくなります(笑)。

瑠璃庵の2号店ということで、2軒目はお隣の「コルリ」へ移動。カジュアルに自然派ワインやクラフトビールが揃います。個人的には、スウィーツが美味(写真を撮影し忘れましたが、豆乳チーズケーキ絶品でした)! 家の近くにあったら、間違いなく毎日通うレベルの美味しさ、居心地&コスパでした。

そして、コルリに移動後、カウンターの中を見ると、なんだか見覚えがあるような気がする男性がワイングラスをキュッキュと拭いていました。「どこかでお会いしたことありますよね?」というナンパの常套句のような一言を投げかけ会話をしてみると、なんと東京でよく訪れていたレストランのスタッフの方でした。熊本に遊びに来たついでに友達のお店を手伝っているとのこと。こんな奇跡があるので、本当に旅はやめれません。

そして、ゆらゆらとお酒と会話を楽しんだ結果、今、熊本の食カルチャーが熱いことを確信いたしました。熊本にお出かけの際は、ぜひ泰勝寺のイベントもチェックしてみてください。私が訪れた週末は、人気料理研究家さんたちによる「栗祭り」が開催されていました(部類の「栗」好きなのに、行くことが叶いませんでした。無念!)。

話は大きく逸れますが、熊本におけるくまモンの貢献度の高さをまざまざと。こちらは、鍋敷き。
市内アーケードにて。夜更けまでお疲れさまです!

そして、出張にかこつけて(短時間ではありますが)堪能しまくった熊本を後にし……旅は「宮崎」へと続くのでした!