広島での平和記念式典において原稿の一部を読み飛ばし、長崎の式典では遅刻という失態を招いた菅総理。事務方のミスということで陳謝という、あくまでも自分を守る姿勢を貫いたのがとても残念に映りました。

一年一年この日が来るたびに、日本は苦しくも忘れられないこの経験を受け止め、未来へつなげる重要な日。事実、事務方の凡ミスであっても、総理大臣が国民の代表としてその思いを自分の言葉で語ることなく、無責任で人任せな姿はみなさんにどう映ったのでしょうか?

シニカルに描き出したドキュメンタリー映画「パンケーキを毒味する」。
ものすごく分かりやすく、一連の政治問題の流れや体制を把握できます。皆様にもぜひご覧いただきたい映画。
 

その菅総理の素顔に迫ったドキュメンタリー映画「パンケーキを毒味する」が公開されました。「一事が万事」だと言わざるえない、国会討論においても事務方の指示する文面通りを読み上げ、決して自分の言葉で語らない総理。討論以前の問題で、問われたことへの回答は不明瞭。誠実さ、真摯な姿勢を一切見せることなく延々と数時間。一向に進まない議論に居眠りする大臣まで現れ・・・映画館内は呆れのため息と失笑の嵐。

私たち国民はこんな無駄な国会や政治に対し血税を払っているかと思うと本当にやるせない思い。よくこんな茶番続けるものだな・・・と思うのですが、あるジャーナリストは「それをやり続けることによって、国民が政治に関心を持たせなくする手法でもあるんです」という言葉に、なんだか納得。

私たちは憤りを超えて言葉にしなくなった。言葉に出したら封じられ、現実から目を逸らすようになった・・・ただそういうことである。

もちろん国民も政治に関心を持たないことへの責任も重大。

諦め&無関心→選挙に行かない・投票率上がらない→現状維持

この連鎖が彼らにとってどれだけ都合の良いことなのか、そういう私たちを利用しているに過ぎません。まさに「無知の罪」。

G7でアジアでも一足先に先進国仲間入りしていた日本は今となれば最下位に。また若い人たちの幸福度ランキングもボトムラインに近い国となってしまいました。

この度のコロナ騒動は私たちの生活を大きく揺るがし、東京は病床数も受け入れ先も皆無。私の周りでも感染者が急増し、決して他人事ではなくなりました。友人の一人は呼吸困難を2度起こし、生死を彷徨う状況に陥り、やも得ず救急車。一度目は受け入れ先がなく自宅放置。2度目はやっと受け入れ先が決まりましたが病床がなく自宅に戻されます。この状況下で歩くことさえ困難にもかかわらず、タクシーもつかまらず(オリンピックのせいなのか、もしくは病院へ向かうタクシーが乗車拒否で皆無なのか)数時間かけて電車で帰った話しや、もう一人はコロナで38℃越えの熱を出し、受け入れ先がなく炎天下の中外でPCR検査を待ち続けるハメになったとか・・・聞いてるだけでゾッとするカオスな現状。

1年以上の時が経過している今日でも、医療体制においては改善策という改善策が全くというほど見られず・・・にも関わらず、すでに第4波の波が襲うこのタイミングでのオリンピック開催という矛盾。

日本政府は誰を守り、なんのために存在するのか・・・そういうことを思わずにはいられません。

「日本人は頭に来ないのか?人が良すぎる」という言葉も海外メディアから聞こえてきてますが、そろそろ私たちも声をあげても良いころではないでしょうか?

これからの未来のためにも、政治に関心を向け、まずは選挙から!