ミモレで2021年に公開された記事のうち、特に人気があったものをご紹介します。よろしければぜひご一読ください。

取り上げているテーマはいいのに、なんだか読みにくいと感じる文章ってありますよね。今日は、これさえ心掛ければ、「読みにくい文章」が「読みやすい文章」に変わる、ワンポイントをご紹介します。

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読みやすい文章ってなんだろう


文章は、短ければ短いほど読みやすい。一文も、短ければ短いほど読みやすいんです。こう言ってしまうと元も子もないんですが、長いとそれだけでとっつきにくいですよね。表現力など、文才やセンスは二の次三の次。読みやすくしたかったら、短くすべしなのです。

例えば、外国語を覚えるとき、まずは短いセンテンスから学びます。会話でも読解でも、短ければ理解しやすく、長くなればなるほど、語彙と文法的知識が必要です。

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文章を読みやすくするには、とにかく一文を短くすること、と理解はできるけど、実際書いてみると難しいですよね。どこで切ればいいのか? どうしたら簡潔になるのか? 私は編集の先輩から「一文一義」と習いました。

「一文一義」とは、“一つの文章に一つの情報だけを書く”ことです。一文を長々とつなげずに、一つの情報で文を切るようにすると、簡潔でわかりやすい文章になる、という教えです。

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例えば、私の「今日のコーデ」の文章を事例に、悪文と改訂案をご紹介します。

(A)私はジャケット一枚で出かけられる季節が好きなのですが、昨今は夏と冬が長く、春と秋が短くなっている気がするのですが、この日は、珍しく秋らしい陽気だったので、新しいジャケットにチェックのスカートを合わせて、トラッドコーデにしました。

途中から読み飛ばした方……正直に手を挙げてください。いいんです、いいんです。こういう区切りのない喋り方、ついしちゃいますよね。でも文章になると、さらにまどろっこしく、もたついた印象に。共感どころか不快感を与えてしまうかもしれません。

「一文一義」で書き直してみます。

(修正案)私はジャケット一枚で出かけられる季節が好きです。しかし、昨今は夏と冬が長く、春と秋が短くなっている気がします。この日は珍しく、秋らしい陽気だったので、新しいジャケットを着て。チェックのスカートと合わせてトラッドコーデにしました。

かなりすっきりとしました。

このように「一文一義」を念頭に置いて、自分の書いた文章を推敲すれば、ぐっと読みやすくなります。しかし、「わかっちゃいるけど、ついつい一文が長くなっちゃう」人へ、これだけ気にすればOKという秘策をお伝えします。

 
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