「言霊使い」を極めて“運貯金”しよう


――情報を受け取る側だけなく、発信する際に気をつけた方がいいことはありますか?

いいエネルギーの発信は“運貯金”につながりますが、悪いエネルギーの発信は当然ながら逆のことが起きます。SNSでよく「ブーメラン」という言葉が使われていますけど、「風の時代」はまさに、自分の言動があだとなって返ってくるブーメラン現象が起こりやすい時代なんですね。だから想像力を働かせて、一人ひとりが「言霊使い」であることを自認していただけると嬉しいですね。誹謗中傷ばかり発信している人は、少し怖い言い方をすると「時代に潰される」みたいなことが起きてしまうかもしれません。訴訟を起こされて高額な賠償金を請求された! なんてことにならないよう、言霊使いスキルも、ネットリテラシーもさらに磨いていくべきだと感じます。本来なら僕たちにいい運を運んでくれるのがネットなので、みんなで風紀をよくしていけたらいいですよね。

 

――ちなみにyujiさんは、「運」や「運勢」についてどのように捉えていますか?

「運」は“運動”の運でもあるし“運ぶ”とも読みますよね。万物流転という言葉のように、僕たちの運は常に動き続けているし変化し続けているものなんです。運が止まるということは「死」や「滅」を意味します。つまり僕たちは、生きているだけで運を動かし、運を循環しているわけですね。だから、テレビや雑誌で自分の運勢ランキングが最下位だったとしても、気にせず自分らしく運を動かしていけばいいんです。もっと運を味方につけたい! という方は、「今日、私は何を動かそう?」「自分の人生で何を動かしていこう?」ということを意識して過ごすといいかもしれません。さらに今は「風の時代」。動かすものが自分の得意分野だったり、とことん打ち込めることだったりすると、追い風をブーストモードにできるはずですよ。

 
 

yujiさん
星読み係、ヒーラー。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』(すべてワニブックス)など。最新刊は『風の時代の未来予測』(講談社)。
■ブログ https://ameblo.jp/uenopasiri/
■Twitter @yujiscope

<新刊紹介>
『風の時代の未来予測』
定価:本体1500円(税別) 講談社
電子版も配信中!

6万部を突破した前作『「風の時代」に自分を最適化する方法』から1年。「風の時代」という言葉は世間にすっかり浸透しましたが、実はまだ前時代からの移行期間中。世界が変わる本番は、まだこれから!

【この本のポイント】
1. 3年後、5年後、20年後に起こることがわかる
時代を司る大きな星のイベントは、2024年、2026年、2044年にやってきます。

2. 風の時代が終わる200年後に世界はどうなるのか、衝撃の「3つの予言」を掲載!
yujiが星を読み予測した3つのパラレルストーリーはかなり大胆ですが、江戸時代の人が現代を予測するのと同じと思えば、その奇想天外さも納得です。

3. 風の時代を生きるための最強武器「バイブス」を徹底解説
目に見えないものが大事にされる風の時代の最大の武器としてyujiが推すのが「バイブス」。人間関係もビジネスもこれに左右される時代に。

4. 12星座別のキロン星読みで、あなたの「魂の傷」と「超才能」がわかる
あなたのキロンがどの星座にあるか、簡単な早見表でチェック! この時代に克服すべき「魂の傷」と、それを超えた先に手に入る「超才能」がわかります。

取材・文/金澤英恵
yujiさん、書籍撮影/塚田亮平
イメージ画像/Shutterstock
構成/松崎育子


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