「土の時代」へ別れを告げ、220年ぶりに「風の時代」へと歩き出した私たち。コロナ禍という先が見えない濃い霧に阻まれ、今その足取りはおぼつかないかもしれません。ですが、星読みヒーラー・yujiさんは、新著『風の時代の未来予測』の中で、「私の専門でもある“星の見地”からすると実は未来はno-hopeでもなんでもなく、むしろ明るいようにすら思えます」と伝えます。そこでミモレでは、「風の時代」の水先案内人・yujiさんに、「風の時代の上昇気流に乗る方法」を全3回にわたってインタビュー! 第1回目のテーマは「働き方」。「風の時代」突入を機に転職を考えている方、必読です!

 


「風の時代」はハイパー頑張った方がいい?!


――「風の時代」のキャッチとしてよく使われる「頑張らなくていい」という言葉。なんとなく肩の荷が下りた感覚を持った方も多いと思うのですが、yujiさんは新著の中で「頑張らなくていい」という言葉が“誤解されている”とも。これはどういうことでしょう?

 

僕が伝えたい風の時代の「頑張らなくていい」の本質は、「自分の本心を裏切るのは、もうやめにしていいんじゃないですか?」ということなんです。本当は嫌だな〜って思っているけれど、食べていくために仕方なしにとか、安パイだからとか、親が喜ぶからとか。「自分らしくあること」に逆行する頑張りや真面目さは、手放してしまった方がいいんです。ただ、何でもかんでも頑張らなくていいわけじゃなく、「自分らしくあること」にはむしろ100%全力で頑張ってください! と思っていて。自分の本質を生かすことが推奨される時代ですから、自分らしさを磨く、自分の好きをとことん頑張ることで、追い風を味方につけやすくなります。

yujiさんの最新刊『風の時代の未来予測』

――「自分らしくあること」を頑張るための、働き方のヒントはありますか?

働き方の多様性が受容される時代ですし、今後は複数の収入源を持つ「マルチプル・インカム」が主流になっていくはずですから、「自分らしさ」を発揮するのは何も主業に限定しなくていいと思います。副業でYouTubeを使って動画配信を始めてもいいし、ライバーになって投げ銭をもらうのもいいかもしれません。世の中にはすでに自分発信できるプラットフォームがたくさんあって、武器はすでに用意されているのですから、使わない手はないですね。でもひとつ注意してほしいのは、「風の時代」だからとりあえずいろんな副業に手を出してみるとか、発信しまくればOK! ということではありません。一番大切なのは、自分のイズムやポリシーを整理すること。そこを深掘りしておくことで、自分が心地よいと感じられる居場所を見つけやすくなります。
 

判断基準は「自分らしさ」>「風の時代らしさ」


――「風の時代らしさ」も合わせて意識した方がいいですか?

これは「風の時代」の概念が世に広まってきたことで感じた落とし穴なんですが、「風の時代らしさ」という“ひな形”に当てはめて考えてしまうこと自体、実は「土の時代」の呪縛なんですよね(笑)。「この会社、風の時代っぽくないからやーめた!」「風の時代らしく山奥に引っ越すわ!」なんてことはもちろんしなくていいですし、「風の時代」らしいかどうかを意識するより、自分らしさ・自分の心地よさを判断基準にするのが正解なんです。わざわざ自分から「土の時代」のひな形にアジャストしに行かない、ということですね。