この投稿に、「あなたもサラ・ジェシカもどちらもゴージャスで美しいわ、時を経た男性たちやいいワインのようにね」とコメントしたのは、女優のアンディ・マクダウェル。63歳の彼女は今年のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットにグレイヘアで登場し、セクシーで堂々としたその姿はメディアから賞賛を浴びました。そんなアンディ自身は、白髪を染めるのをやめてグレイヘア・デビューしたことについてこう語っています。

写真:REX/アフロ

「自分がいるステージを受け入れて怖いもの知らずになることは、かっこいいことだと思う。それがまさに今、私がやっていることなの。私は今いる場所に恥じることなく足を踏み入れている。それはいい気分よ」

「正直言って、もう自分らしくない何かになろうとするのには疲れたの。ようやくこんな感じになれたわ。『ねえ知ってた? 私ってもう若くないの。そして私はそれでいいと思ってるのよ』」。

 

だからと言って、白髪を「受け入れた」と言われたくはない、とアンディ。

「私は“受け入れる”という言葉が嫌いなの。なぜならその言葉は常に、あなたが何かを受け入れなければならないように聞こえるからよ。だけど(グレイヘアって)そういうものではないでしょう。私たちは、いくつであってもそれぞれに輝いていて美しい。そして与えられるものを持っているわ。私はとても気分がいいわ。仮面を外したかのような気持ちよ」

エイジングについてはこうコメント。

「過去には、40になったら女性であることを切り捨てることが正常で、社会的に正しいことだとされてきたわ。だけど私たちは与えるものを持っているわ。永遠に若くいることはできない、けれどいつでも美しくてファッショナブルでグラマラスでいることはできるのよ」。

そしてタイトルの「アンチエイジングという言葉が嫌い」と言い放ったのは、62歳のジェイミー・リー・カーティス。

写真:REX/アフロ

「アンチエイジングっていう言葉って何なのかしら。何を言ってるの? って感じよね。私たちはみんな歳を取るのよ。みんな同じように死んでいくの。何で70歳なのに17歳に見えたいなんて思うわけ? 私は70歳になったら70歳らしく見えたいわ!」。

ハリウッドで活躍し続けるには若くあり続けないといけない、というエイジズム(年齢差別)の呪縛から解き放たれたセレブたち。加齢のサインを隠すことなく堂々としていて魅力的な彼女の姿自体が、私たちに勇気をくれるメッセージとなっています。年齢は誰でも平等に取るもの。それに対して抗う自由、抗わない自由。どちらを選んでも心地よくいられる世界でありたいですよね。


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