どうしても子供がほしいなら、
なるべく人生前倒しに!

 

30代後半頃から増えるのが、妊娠を望めばまだどうにか産めるかもしれないけれど、果たして自分が子供がほしいかどうかわからないというような悩みです。パートナーである男性側も、どちらでもいいという程度に思っていたら、どうするか決めかねて日々を過ごしてしまうものですが、このような状況は要注意です。

というのは、当たり前ですが、妊娠・出産にはタイムリミットがあるからです。
妊娠成立が難しくなる一番の理由は卵子の老化で、それによって女性の妊よう性(妊娠するための力)は、35、36歳頃から急激に低下します。

また、男性も年齢が高いと、女性ほどではないにせよ、妊よう性は下がっていきます。もちろん、現代では40代でも出産する人も少なからずいますが、子供がほしいのかどうかを決めるのが遅いと、子作りに取り組むのが遅くなるので、実際に妊娠・出産できる可能性はどんどん低くなっていきます。

 


子供がほしいなら、なるべく早めに妊活に取り組みましょう


ですからまずはパートナーときちんと向き合って、子供がほしいのかどうかをよく話し合うことが大切です。
そのうえで子供がほしいとなったら、人生前倒しにして、すぐに妊活を始めることです。今の時代、できることはいろいろあります。

たとえば、35歳を過ぎて、排卵日と性交渉のタイミングを合わせるタイミング法に半年間トライして自然妊娠しなかった場合は、次のステップに移って、婦人科で卵管のチェックを、パートナーは精子のチェックをしたうえで、人工授精、体外受精や顕微授精などの不妊治療を検討するというように、早め早めに取り組んでいくことをおすすめします。

 

また、可能なら生活自体も妊娠に適した状態にシフトさせたほうがいいので、仕事に追われているような状況だったら、たとえば、もう少し時間に余裕がある職場に移るというように、ストレスをなるべくない状態にするのが理想的です。

 
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