数日前、私の住む宮崎県北部から大分県南部で震度5度強の地震がありました。

 

就寝1時間後の深夜1時過ぎ。大きな揺れに驚いてキャーッと叫び声を上げ布団に潜り込む私。その声で目を覚まし、私に覆い被さりながら「大丈夫!落ち着いて!」と夫。揺れが収まるのを待って、リビングへ。

「どうしよう、津波!? 実家(高台)に行った方がいいかな!?」

右往左往する私の横をスッと通り過ぎ、テレビをパッと着ける夫。

-津波の心配はありません。
-家から飛び出したりせず落ち着いて行動してください。

明らかに動揺しているアナウンサーの声。見慣れた地図の上には5+という文字が並んでいて、陸地からすぐの海上には震源地を示すバツ印。

こんなに大きな揺れだったのに、こんなに震源地が近いのに、本当に津波は来ないの?

不安になりながらも、家の前は地区の避難所だし実家のある高台も歩いてすぐのところなので、そのままテレビ中継を見続けました。その間、何人もの友達から安否確認の連絡をもらっていたのですが、両親からはなんの連絡もなく……。

冷静になって部屋の中を見回してみたら、中身がほとんど入っていない柔軟剤、空のワイン瓶など、軽い物が倒れている程度で、被害は全くない事に気がつきました。

倒れていた象のぬいぐるみと、地震速報。

 

地震発生から約1時間が経ち同じ情報が繰り返し流されるようになった頃、まだ余震が続いていたのに「寝ようか」と夫。

えっ!? こんな中眠れる!? と聞くと、津波は地震発生から30分から1時間で来るから今のところはもう大丈夫でしょ、と。いや、そういうことじゃ無くて、心が落ち着かないじゃない……。

ひとりリビングに残ってもしょうがないので私も一緒に布団に入ったけれど、眠りに落ちたかと思うと揺れで目が覚めて、結局朝までまともに眠れず。。。

 

 

次の日、父の誕生日だったので、ケーキを持って実家へ。昨夜何故連絡をして来なかったのかと尋ねたら、「熊本地震の時より揺れなかったから」と。

2016年の熊本地震では最大震度7、宮崎でも震度5強を観測したそうなのですが、今回の地震よりも揺れが大きく、私の実家でも食器などが倒れたそうです。

 

 

ちなみに、今住んでいる部屋を探す時には、海や川からの距離や標高、崖崩れの有無、避難所の位置などをしっかりと確認し、災害が起きた際の行動パターンは何種類か頭に入れていたつもりでした。

それでも、実際に地震が起きたらパニックになってしまった……

思い返せばこの5年、海外生活をする中で、断水や停電、テロやデモに備えることはあっても、地震の心配をした事は一度もありませんでした。日本では地震が日常だという事を頭ではわかっていたけれど、体はすっかり忘れていたのかもしれません。

 

 

今回、改めて地震や台風などの自然災害が起きたらどう行動するか、家族全員で話し合って来ました。なんなら避難訓練もしたいくらい、それくらい怖かったです。

ぜひ皆さんも今一度、避難経路や避難場所、連絡が取れなくなった時の集合場所などをご家族や大切な人とご確認ください。自然災害が起こることは避けられないけれど、できる限りの備えはしておきたいですね。