ニューヨーク在住の医師・山田悠史先生に健康にまつわる情報を質問するポッドキャスト「医者のいらないラジオ」。今回は、屋外でのマスク着用と熱中症についてうかがいます。

マスクいつまでする?マスクと熱中症の関係。熱中症の症状と対策【医師の解説】_img0
 


熱中症が心配な季節到来。マスク着用はどうする?


碓氷(ウスイ:質問役):前回に引き続き新里さんにも入っていただいています。新里さんも、お子さんがいらっしゃいますよね。

 

新里(シンザト):はい、今10歳です。

碓氷:これから暑くなりますが、そのぐらいの年齢の子どもが外で遊ぶときに、「マスクを着けさせるか問題」ってありますよね。

新里:そうなんです。10歳だとまだ公園で夢中になって遊びますが、顔が真っ赤になっていたりして少し心配しています。

碓氷:まだ公園でマスクを外すのは難しいですか?

新里:そうですね、周りの目を気にして着けている状態です。

碓氷:今日本ではまだマスクをしている人が大勢ですね。先日「屋外でもマスクを着けるべきか」という新聞社の世論調査があって、55%は「着けなくてもよい」と回答し、42%は「着けるべき」だと回答していたそうです。これからだんだん暑くなっていくに従って少し心配も出てきますよね。