8月に販売後、数日間であっという間に完売してしまった「HItsuki(ヒツキ)」のアンティークレース付きかごバッグ。稀少な素材を使用し、一点一点手作りで作っているため、限られた数しかご用意することができませんでした。気になっていたけど買えなかった……という方に朗報! このたび、素材とパーツをアップデートした新バージョンが登場します。今回は、あけび×ナンタケット素材のバスケットにふっくらしたニット地のカバーをつけた秋冬らしい組み合わせ。かごバッグマスターでもあるバイイングディレクターの福田麻琴さんは、このバッグをどうコーディネートするのでしょうか? 秋冬の着こなしを披露していただきました。

ヒツキのかごバッグ(ニットカバー)¥41000/mi-mollet STORE サイズ:入り口の直径約14.5cm、中央直径約22cm、底の直径約約9cm カゴの高さ約22cm、持ち手までの高さ約33cm (※ハンドメイドのため、前後2cmの誤差がある場合がございます) 素材:持ち手/桜材 外側/皮藤、あけび 内布/綿 ニットカバー/ウール


思わず目を惹く大人可愛い佇まいで、デニムスタイルを華やかに昇華

ヒツキのかごバッグ(ニットカバー)¥41000/mi-mollet STORE ブラウス/イレーヴ タートルネックニット/エニファム デニムパンツ/エイチ ビューティ&ユース ブーツ/メゾンマルジェラ
MAKOTO's Comment
私にとって、かごバッグは夏だけでなく秋冬も持つ通年アイテム。アウターやニットの少し重めな着こなしに、ちょうどいい抜け感や軽さを出してくれます。ヒツキとのコラボバッグは夏にレースカバー付きのものを発売しましたが、今回はデザイナーさんとも相談し、ウォーミーな可愛さが漂うニット素材のカバーに。大きさやフォルムはそのまま、素材をあけびとナンタケットのコンビで作りました。あけびの深みのあるブラウンカラーがオフ白のニットカバーともマッチして、これからの季節にぴったりの可愛いバッグが完成しました!

女心を掴むちょい甘なデザインで、流行中のふんわり袖ブラウスとも好相性。今回はブラウスと同色のハイネックニットをレイヤードしてみましたが、もっとシンプルにニットとデニムのワンツーコーデにアクセントとしてこのバッグを効かせても素敵だと思います。コロンと小ぶりながら存在感抜群で、ヘルシーなブルーデニムに嫌味なく、大人の可愛げを添えてくれます。

オフ白のニットカバーがトレンチコートに明るさと愛らしさをプラス

ヒツキのかごバッグ(ニットカバー)¥41000/mi-mollet STORE コート/サンヨーコート オールインワン/ロンハーマン スカーフ/エルメス ブーツ/ファビオ ルスコーニ
MAKOTO's Comment
このバッグを作りながら、トレンチコートに合わせたら絶対可愛いだろうな~! と想像してワクワクしていました! トレンチコートとかごバッグのシックなトーンに、オフホワイトのニットカバーが華やぎと明るさをプラスしてくれます。バスケットの縁と底部分の“あけび”のダークな色合いが、ぼやけがちなベージュコーデの引き締め役に。あけびって少し「和」の雰囲気が漂うところも素敵ですよね。バッグの可愛らしい丸いフォルムと、大人っぽい上質素材のミックス感を楽しんでいただけたらと思います。ちなみにざっくりした編地が可愛いこちらのニットカバーは、今回ミモレがオリジナルでオーダーさせていただいた特注品。ネパールで手作りで編んでいただいたものです。ひとつひとつにハンドメイドならではの温かみが漂っていて、マニッシュなトレンチコートも優しげな印象に仕上がります。

可愛いルックスに加え、見た目以上に収納力があり、丈夫で軽いという機能性も人気のヒツキのかごバッグ。ニットカバーは取り外しできるので、春先はシンプルなかごバッグとしてお使いいただくことも可能です。ウッドボールのハンドルがアクセサリーのような存在感を発揮し、平坦になりがちな秋冬のアウタースタイルをぐっと華やかに見せてくれます。この時期だけのミモレ×ヒツキのかごバッグ、今回も限定数のご用意になりますので是非お早めに!

撮影/須藤敬一
ヘアメイク/只友謙也(P-cott)
スタイリング/福田麻琴
取材・文/塚本桃子
構成/朏亜希子(編集部)