加根古工房のくるみのかごバッグ¥88000/mi-mollet STORE

かごバッグ好きの皆様、お待たせいたしました! 昨年発売より大好評をいただいている加根古工房の「山葡萄のかごバッグ」に続き、このたび、独自の風合いが美しい「くるみのかごバッグ」が登場です。落ち着いた深みのあるカラーとニュアンスのある風合いが目を惹く加根古工房の「くるみのかごバッグ」は天然素材ならではのぬくもりがありつつ、スタイリッシュなムードも共存。“かごバッグ好き〟で知られるバイイングディレクターのスタイリスト福田麻琴さんにその魅力についてお伺いしました。

「くるみ」らしいシックな色合い。リラクシーな白ワンピにも大人っぽく馴染む

加根古工房のくるみのかごバッグ¥88000/mi-mollet STORE  素材:胡桃 内布:蚊帳(柿渋染め) 上部のサイズ/奥行:約11.5㎝×幅:約32㎝、底部分のサイズ/奥行:約11.5㎝×幅:約30㎝、高さ:約23.5㎝(持ち手込:約36㎝) 重さ:約510g
ワンピース/カレンソロジー フラットシューズ/メゾンマルジェラ
MAKOTO's Comment
この春夏ももちろん、私のかごバッグ愛は止まりません♥ 昨年ご紹介した加根古工房さんの「山葡萄のかごバッグ」の待望の第2弾は「くるみのかごバッグ」! 私も「くるみ」のカゴバッグを持っているのですが、くるみの木の皮の微妙な色合いや表裏で異なる柄の出方など、他の天然素材とはまた違った魅力のある、面白い素材だな~と思っていました。くるみならではの深く、落ち着いた色味がリッチで、リラックスしたコットンのロングワンピに合わせても不思議と子供っぽくならず、どこか上質感のある雰囲気にまとまります。全体はブラウンカラーだけれど、よく見ると様々な色がミックスしていて、編み地の模様がチェック柄っぽく見えるところもなんだか可愛いですよね! かごバッグでもラフィアみたいに表面がザクザクしていないので、きれいめに持てるところも大人向きです。

四季がある日本で採れた素材だけあって、夏に限らずどんな季節にも合うバッグだなと実感しています。決してお安いものではないけれど、流行にも季節にも天候にも左右されず、どんな服にも比較的すんなり寄り添ってくれる。もちろん、壊れたらメンテナンスもしてもらえますし、そう考えると非常にコスパがいいバッグだなと思いますね。使い込むほどにツヤが出て育っていくのも楽しみ……! 一緒に時を重ね、10年、20年経った時、きっと今以上にかけがえのない“自分だけの宝物”になっているに違いない、と確信しています。

チェック柄のような編み地がデニムコーデのアクセントに

加根古工房のくるみのかごバッグ¥88000/mi-mollet STORE リブニット/オーラリー パンツ/エー・ゴールド・イー ブランケット/エシャペ

リブニット×ブルーデニムのデイリーカジュアルにも「くるみのかごバッグ」は相性抜群! 濃淡のある編み地やモダンなスクエアシェイプがアクセントになり、コーデのメリハリを高めてくれます。A4がすぽっと気持ちよく入るサイズ、というのも麻琴さんこだわりのポイント。しっかりとした作りなのに軽く、長財布や手帳、iPadなど必要なものがきちんと入るから、大荷物派の方にも安心です。内側にポケット付きで、携帯を出し入れする時もスムーズ。

美しく端正なルックスと生涯使える耐久性を備えたくるみのバッグ

内布は柿渋で染めた蚊帳を使用。柿渋に抗菌効果や防虫効果があるので虫がつきにくいというメリットも。


天然素材の味わいがあり、使うほどに愛着が沸いてくる「くるみのかごバッグ」。長くお使いいただくうちにツヤが出て、魅力が更にアップします。くるみや山葡萄などの天然素材のバッグは採取できる時期と量に限りがあるのに加え、年々とれる量が減り、貴重で高価なものになりつつあるという現状も。出会った時がチャンスなので、気になる方は是非お早めに……!

撮影/須藤敬一
ヘアメイク/川村友子
スタイリング/福田麻琴
取材・文/塚本桃子
構成/朏亜希子(編集部)