「やぶさかでない」の使い方を例文で紹介 

例文① 自分の失敗を認めるにやぶさかでない

「やぶさかでない」=乗り気でなく、イヤイヤするの意味は誤用だった!【間違って使われやすい日本語】_img2
 


例文② 大変お世話になっている取引先だから、もし支援を求められれば、協力するにやぶさかではない

「やぶさかでない」=乗り気でなく、イヤイヤするの意味は誤用だった!【間違って使われやすい日本語】_img3
 

辞書にあるように「…にやぶさかでない」の形で使うのが一般的。もちろん、「やぶさかではございません」などと丁寧な言い回しで使うこともできます。

例文②の場合は、喜んで積極的に協力するという意味なので成立しますが、たとえば「(本当は乗り気ではないが)そこまで言うなら、協力するにやぶさかではない」という言い方はできません。

 
構成・文/高橋香奈子

 

「やぶさかでない」=乗り気でなく、イヤイヤするの意味は誤用だった!【間違って使われやすい日本語】_img4
 

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