先日ミモレストアで発売をスタートした、井筒麻三子さんコラボのトートバッグ。ミモレでの連載や、パリでの素敵な暮らしが垣間見られるYouTubeチャンネル『GOROGORO KITCHEN』でも大人気の井筒さんに、今回は制作時のこだわりポイントなどのお話をさらにお伺いしました。トートバッグがお好きな井筒さんのお眼鏡に叶うバッグは、どのようにしてできたのでしょうか!?
大好きな“曖昧カラー”同士の組み合わせが実現
「4月に初の書籍『GOROGORO KITCHEN 心満たされるパリの暮らし』を出版したのですが、そのタイミングで編集部と一緒に『何か記念になるようなアイテムも作りたいね!』となって。作るなら、私も日常でよく愛用しているトートバッグが良いのではないか、という話になったのですが、パリと東京の遠距離でのモノ作りという背景もあったり、柄の組み合わせや仕様なんかも試行錯誤を重ねていたら、気がついたらすっかり秋になってしまいました(笑)。
マニプリのサイトを見たときに、本当にたくさんのスカーフの柄があって。可愛いな、と思う柄も多くて、色のヴァリエーションも豊富だったので、これ! という2枚を選ぶのがとっても大変でした……。見かねた夫が、
普通とは一味も二味も違う
おしゃれなデザインもお気に入り!
「お気に入りポイントはいくつもあるんですが、まずは、これひとつで持っても可愛いこと。そして、サブバッグとしても普通のものとは一味も二味も違うおしゃれな感じで、使い勝手が良いこと、です。中側に2つポケットがあるのも、安いサブバッグではなかなかないものなので、便利ですね。
近所のお買い物に行く時はメインバッグに。通常のお出かけでは大概小さなバッグで出かけるため、あまり物が入らずサブバッグを持っていくことが多いですが、そういったダブルバッグにする時にも持っていっています。
パリ的には、トートバッグは間口がチャックではないので、若干スリなどの不安があるんです。脇をしめて歩くなどの対策もしていますが、今回のコラボバッグは入口にマグネットを2つ付けて閉じるようにしてもらいました。また、紐の位置も使い勝手に合わせて変更していただいたりと、私的により使いやすくなっています」
2つのスカーフ柄を組み合わせた
きれいめな印象のトートバッグ
ふわふわとした中綿生地に、シルクスカーフの柄をそのままのプリント技法でプリントしたマニプリのトートバッグ。「ペイズリー」と「タッセルストラップ」、異なる2つの柄が組み合わさったデザインです。両柄共に上品な色合いで、品よく着こなしに華やかさを加えてくれます。サイズは、A4サイズが入る大きさ。通勤などの普段使いから、ちょっとしたお出かけまで、幅広い場面でご愛用いただけます。
間口にはマグネット付き
入口付近には内側にマグネットが2箇所ついているので、磁石の力でパチっと間口を閉じることができますし、開けるのも簡単です。
1つで二役。裏返すとカーキのバッグになるリバーシブル仕様
裏返すと、シンプルなカーキのトートバッグになるリバーシブル仕様。カジュアルな気分の時には、裏返してご使用いただくことも可能です。また、片面にジップ付きのポケット、反対面にはジップなしのポケットがあり、散らばりがちな小物もまとめて収納可能です。
井筒さんのエッセンスが詰まった、今回のコラボトートバッグ。普段の着こなしにさりげない華やかさを加えてくれる、ありそうでなかったデザインに仕上がりました。こちらは10月30日(月)までの期間限定、数量限定販売となっています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
大石葉子(静物/TENT)
取材・構成/ミモレ編集部