ミモレでの連載やYouTubeチャンネル『GOROGORO KITCHEN』も大人気のパリ在住エッセイスト・
きっかけは、初の書籍『GOROGORO KITCHEN 心満たされるパリの暮らし』を制作するタイミング。井筒さんのアイコンでもあるトートバッグを「街中でも旅でも気軽に使えて、着こなしに華やかさを加えてくれるお気に入りのものを作れたら!」と編集部と企画したのがスタートでした。それから打ち合わせを重ね、使いやすいように修正を重ねること約8ヵ月。やっと念願のバッグをご紹介する日が迎えられました。
実際に井筒さんにパリの街やヴァカンス先でも愛用いただき、使い勝手を検証したこちらのバッグ。シックな装いにも、カジュアルな着こなしにも合うその魅力を、井筒さんにお伺いしました。
華やかなスカーフの柄で
きれいめに持てるトートバッグ
「YouTubeチャンネルをご覧いただくと分かる通り、街中での外出では、小さめのバッグにサブバッグとしてトートバッグを組み合わせて使うことが多いんです。トートタイプは蚤の市やマーケットで買ったものを入れたりするのに便利ですし、かさばらないので、背が低く、
使い勝手にもこだわり、
華やかさと実用性を両立
「トートバッグはたくさん持っているのですが、求めるポイントは、安っぽく見えないことと、使い勝手が良いこと。さらにポケットがあって、底が深すぎず、肩にかけられ、そして生地が薄すぎず、できれば裏地もついていること……など、結構こだわりがあります(笑)。 今回ご一緒させていただいたマニプリのトートバッグは、普通のキャンバス地のカジュアルなものとはまた違ったエレガントさがあるので、仕事でレザージャケット&スカートを着るような時にも使っています。もちろん、ちょっとそこまで……といったTシャツにスカートのワンマイル的カジュアルの時も、生地のツヤ感やスカーフの柄で、おしゃれっぽく見えるんです。私はほとんど穿かないのですが、デニムにも合いそう! そしてこのバッグ、実はリバーシブルなんですよ。私はスカーフ面をメインで使っていますが、裏に返すとカーキのシンプルな無地になるので、気分や着こなしによっても使い分けていただけるんじゃないかなと思います」
街&旅先での井筒さんの愛用スタイルは?
「色のはっきりした洋服だと、合わせるバッグが難しいのですが、このバッグはベージュ〜モーヴの曖昧色がベースなので、柄バッグだけれど色々なものに合わせやすいんです。黒や茶色の無難な色のバッグよりも、ワンピースの華やかさをより引き立ててくれるなと思います」
「何も考えずにコーディネートしたら、柄×柄だったんです。でも、ワンピースもバッグも、大柄ではなく、
2つのスカーフ柄を組み合わせた
エレガントなトートバッグが誕生
ふわふわとした中綿生地に、シルクスカーフの柄をそのままのプリント技法でプリントしたマニプリのトートバッグ。井筒さんセレクトの「ペイズリー」と「タッセルストラップ」、異なる2つの柄を組み合わせたデザインが遊び心たっぷり。両柄共に上品な色合いで、品よく着こなしに華やかさを加えてくれます。サイズは、A4サイズが入る大きさ。通勤などの普段使いから、ちょっとしたお出かけまで、幅広い場面でご愛用いただけます。
1つで二役。裏返すとカーキのバッグに
裏返すと、シンプルなカーキのトートバッグになるリバーシブル仕様。カジュアルな気分の時には、裏返してご使用いただくことも可能です。また、片面にジップ付きのポケット、反対面にはジップなしのポケットがあり、散らばりがちな小物も両面のポケットに収納可能。入口には2箇所にしっかりとしたマグネットがついているので、きちんと入り口を留めておくことが可能なのも安心です。
普段の着こなしにさりげない華やかさを加えてくれる、井筒さんのエッセンスが詰まった今回のトートバッグ、いかがでしたでしょうか。こちらは10月30日(月)までの期間限定となっています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
大石葉子(静物/TENT)
取材・構成/ミモレ編集部