パリ8区のラスパイユ通りに本店を構えるフランスのバッグブランド「フランソワ レニエ」。永く寄り添ってくれるベーシックなデザイン、心踊る鮮やかなカラーバリエーションで人気のこちらのブランドに、mi-mollet STOREが別注したトートバッグを販売開始いたします。バイイングディレクターのスタイリスト福田麻琴さんが以前よりトートバッグを愛用しており、日々使うなかで、よりミモレ読者のライフスタイルにフィットするように、と別注した今回のバッグ。早速パリ出張時に福田麻琴さんが私服とバッグをコーディネートした様子をスナップしました! おすすめのバッグの魅力を語り尽くします。

肩掛けも手持ちもできる「きれいめトートバッグ」。たっぷり入るのに大きすぎないところも魅力

フランソワ レニエのトートバッグ¥36300/mi-molletSTORE 
素材:ポリエステル70%、ポリウレタン30% 色:キャンバス(本体)、ダークブラウン(持ち手) サイズ(本体)幅:約35cm 高さ:約30cm マチ:約13cm 原産国:フランス

「最初に出会った『フランソワ レニエ』のトートバッグは、この別注トートよりもひとまわり以上大きいサイズ。いつも荷物が多く、元々大きめサイズのバッグをラフに持つのが好きな私としては、気に入ってよく使っていました。
防水加工のキャンバス地で汚れに強く丈夫。なので気にせずラフに使えるのに、配色も生地もフォルムも、ほどよくきれいめで服装を選ばない。そして荷物もたっぷり入る! これはミモレ読者の皆さんにもぜひ届けたい、と思ったのですが、実際に日常で幅広く使っていただくには、大きすぎないほうがいいなと思い、このサイズ感にしてもらいました。実際に使ってみると、このサイズ感は、まあ使いやすくて! ここだけの話ですが、まだひとつしかない別注バッグを取材で訪れたパリの街でも愛用していたくらい(笑)」

福田さんは身長160㎝。手持ちしても、長すぎることなくちょうどいいサイズ感。

「大きさや持ち手の色も別注でオーダーしましたが、持ち手の長さもこだわったポイント。ジャケットやコートを着ていても肩掛けができるだけの長さがありつつも、下で持ったときに引きづらない長さにしてもらいました。着こなしやその日の気分によっても、肩掛けか手持ちか変わるし、肩掛け派もいれば、手持ち派もいるんですよね。そのどちらにも使い勝手が良いように長さを調整してもらいました。

気軽なカジュアルコーデにも合いますが、むしろ少しきちんと感のあるスタイルのほうが、より合う気がして。私も今日はチェックのジャケットです。きっちりとしたスクエアフォルムや、ベースとなるファブリックのニュアンスカラーのおかげですね。持ち手がブラウンなので、茶やベージュはもちろんですが、キリッとしたオール黒コーデに合わせたり、ネイビーやカーキにもいいと思います」

見た目以上に荷物が入るのは、広めのマチと高さのおかげ

パリでの取材日の福田さんのリアル”バッグの中身”。500㎖のペットボトルも飛び出ることなくIN。表面は防水加工がされているので、水はもちろん汚れにも強い! コーヒーをこぼしても、パッと拭いたら大丈夫だったと、というフランソワ レニエのスタッフの方のお話もあるほど。床に置いたり、気兼ねせずに使えるところも魅力です。

「横から見ると、そこまで容量があるようには見えないんですが、実際にはこの通りたっぷりと収納できます。マチが広いので、大きめのポーチや本、お財布にペットボトル、折り畳み傘まで、いろいろ入れてもパンパンになることなく、ゆとりもあります。この日は入れていませんでしたが、ノートPCやiPadも問題なく収納できます」

スタイリスト福田麻琴さんが実際に使っていたバッグを、より使いやすくアップデートした今回の別注トートバッグ。カジュアルになりすぎない見た目はもちろんですが、収納力や防水性など機能面もしっかりしているので、デイリーバッグとしても使い勝手抜群! 1点ずつパリのアトリエで製作してお届けいたします。ぜひ、この機会にチェックしてみてください。

撮影/新村真理
出演・スタイリング/福田麻琴
構成・文/幸山梨奈