2014年〜2015年

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2014年7月29日。ジャケット/スマイス ワンピース/ステラ・マッカートニー クラッチ/L.K.ベネット 靴/スチュアート・ワイツマン 写真:Splash/アフロ

この頃には、デザインはよりシンプルに、長く着れるアイテムが多くなってきました。

ロイヤルカラーの定番、ブルーやネイビーはもちろん、キャサリン妃の大好きなアイテム、ジャケット+ワンピースを組み合わせたコーデや、英国らしいツイードのミリタリーテイストのコート。また、この時期にもシャーロット王女を妊娠中であったため、お腹を綺麗にカバーしてくれるノーカラーコートが大活躍していました。

丈は依然、膝上が基本で、髪はウェーブや縦巻きなど、カール感のあるフェミニンなダウンスタイルが中心でした。プリンセスらしく、正統で可愛らしさを印象づけるスタイルでしたね。

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2015年10月28日。 ドレス/アーデム 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

また一方では、ドレススタイルには試行錯誤中だったご様子。色々挑戦もされました。

かなりインパクトの強いカラーにくわえ、大きな花柄のドレスを初お披露目されたキャサリン妃。英国を代表するアーデムを採用されるも、日頃の公務スタイルとのギャップがあり過ぎて、残念ながら評判はイマイチでした。

しかしながら、今のキャサリン妃があるのも、こういう挑戦あってのこと。私達同様に、プリンセスらしいドレスアップや、ドレススタイルはキャサリン妃にとっても、実はかなり難関だったんです。

 


2016年〜2017年

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2017年5月11日。ドレスコート/エミリア・ウィックステッド クラッチ/Etui  靴 Fern pumps /L.K. ベネット 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

白×ネイビーやブルーといった定番カラーに、トラッドベースのスタイルは変わらず。またキャサリン妃の代表的アイテム、ドレスコートとフィット&フレアーの鉄板シルエットも、この頃が全盛期でした。丈は、膝上も依然ありつつ、膝が隠れる丈やミディなど、バリエーションも出てきました。

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2016年9月27日。 ワンピース/ドルチェ&ガッバーナ クラッチ・靴/L.K. ベネット 写真:Splash/アフロ

そしてトレンドの流れもあり、初めてパフショルダーが初登場。と言っても、さりげなくです。あくまでもクラシックなニュアンスで少しモードなデザインがプラスされ始めたのがこの頃です。
ブランド選びにも変化が見られ、グッチ、ミュウミュウといった、英国以外のハイブランドがお目見えするようにもなりました。

主役のお洋服は進化すれど、影の立役者である小物(靴やクラッチなど)は、俄然鉄板のヌードカラー、プレーンデザインであるところも注目です。一気に全てを変えないのも、手堅いキャサリン妃らしく、またロイヤルらしいとも言えるでしょう。