くすみ肌を明るくハリのある肌に変えるピンク&ゴールド下地 

はじめにイガリさんが手に取ったのは、ピンク下地。「片岡さんの肌はちょっとくすみがあるタイプ。だからベースで血色感を仕込んで底上げします」。
ここで選んだのはエトヴォスのピンク下地。パールなどは入っていないコントロールカラー的なアイテムです。というのも、片岡さんのように顔が小さく、全体的に若々しく見えるコアラ顔タイプさんには、パール感の強い下地はトゥーマッチ。パールによる発光感が繊細な顔立ちを邪魔してしまいます

【イガリメイク】厚化粧はイヤ。幼な顔を年相応にメイクするには、下地で「ハリ」さえ作ればOK_img0
左:ヴィム マイコンフィデンス スキン モイスチャライジング プライマー パール、右:エトヴォス ミネラルインナートリートメントベース ピンク(ともにイガリさん私物)

しかしながら、顔の下半分はパール入り下地(ヴィム)ゴールド系の下地(ディオール)をチョイス。

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ディオールスキン フォーエヴァーグロウ マキシマイザー ゴールド ¥5940(パルファン・クリスチャン・ディオール)※3月1日発売

「パールとゴールド系を選んだのは、顔の下半分を前面に出したいから」とイガリさん。
横顔や表情を見るとわかりますが、片岡さんの顔立ちは頬骨が前に出ているタイプ。頬骨の凸感に対して顎が小さいため、光沢のある下地で足りない顎を補い前面に出して見せるというロジック。肌色になじみながら、膨張効果のある暖色&パールのゴールドを下地を仕込むことで、全体のふっくら感を整えます。
この顔の上下で色味や光感を変える下地使いは、冒頭でイガリさんが話していた「メイクでハリを出す」ことのひとつです。

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ほうれい線や口角などシワが多い部位なので、なじませるときにはクルクルさせながらシワにまで入れ込むようになじませる。

さらに上からファンデーションをトントンしながら重ねて全体を整えます。

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クレ・ド・ポー ボーテ タン クッション エクラルミヌ オークル10(片岡さん私物)