地元にUターンしたり、転勤に帯同したり、どこかに移住したりしたときの仕事選び、働き方はその土地での将来を左右する大きな要素。
でも、いつ決めるもの? そしてどうやって探せばいいのでしょうか?
新天地でも自分らしく暮らしていくために、どんな働き方、選び方があるのかを探りました。
移住するときの仕事の探し方は3つ
地元にUターンしたり、移住したりする場合も、ミドル世代ならまだまだ現地で働くことが前提になることと思います。
人材派遣や人材紹介を展開するパソナグループによると、移住の際の仕事の探し方は大きく分けて
◆今の仕事をリモートワークなどで継続できないか確認する
◆移住前にその地域の仕事を探し、移住と同時に転職する
◆移住後に転職先を探す
の3つだといいます。
リモートなどで仕事ができたら、いつでもどこでも引っ越すことができて、いうことはありません。でも、リモートワークができない場合、移住後に仕事を探すのはちょっとリスクがある気がします。
では、実際、移住を決めた人たちはどういうパターンが多いのでしょうか?
パソナに聞いてみたところ、まず家族の形態や家計の構成がどうなっているかで2パターンあるようです。
例えば、夫婦2馬力で家計を支えている場合は、2人ともの仕事が決まってから引っ越しする人が多いそう。もう1つは、夫だけ仕事を決めて、引っ越し先の手続きや生活が落ち着いてから妻が仕事を現地で探すパターン。その家庭の価値観やあり方なので、どちらが正しいというのはありません。
「全国展開している派遣会社や人材紹介会社の場合、全国に支店があるため、どこでも探せるのがメリット」というのは、パソナで南九州・沖縄エリアの人材派遣を統括する斉藤裕子さん。斉藤さんご本人も東京で働いていて、6年前に地元・福岡にUターンした経験者です。
「以前、Uターンで地元に戻るべく、人材紹介を通して転職を決められた方のお話ですが、その方の奥さまは当初、知らない土地での生活に心配があり難色を示していました。その時、奥さまとお話をして、奥さまも仕事を決めてから一緒にUターン移住されたことがありました」(斉藤さん)
今住んでいるところで、これから引っ越しする先の仕事が探せるのはいいですね。
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