ファッションについては具体的なコメントが多数寄せられました。ますはトレンドを取り入れたいときに行くお店について。
本音その１
「流行を知りたい時はGUを覗く」
「流行アイテムはZARAやGUでお試し。『この流行はしばらく続きそう。私に似合うし使えそう』と思えたら、翌年に少しランクアップしたものを購入」
流行アイテムを購入するブランドとして多く名前が挙がったのはGU、H&M、ZARAといったファストファッション。気に入って定番化したいアイテムはもう少し高い価格帯で購入という人も何人かいました。
今ミドルエイジ世代が注目しているトレンドアイテムは？
今年購入したいトレンドアイテムの人気はある程度絞られていました。
本音その１
「デニムonデニム」
「どうしてもデニムにばかり目がいってしまう。試着して自分の体型との相性で決めたい。靴で印象が変わるからデニムの丈と靴のバランスを工夫したい」
「ワイドシルエットのボトムスやデニム」
「シアーシャツ。海外セレブたちや大草直子さんのインスタを見てヘルシーな肌見せを勉強中」
「トレンドデザインの服はベーシックカラーを選ぶことが多い」
素材ではデニムやシアーアイテムに注目する人が多数派。全体のバランスや着こなし方、色の選び方などに気を配るとうまく取り入れられそうです。
本音その２
「シルバーバッグは購入済だったけれど今年もう一つ買いました」
「フットネイルをシルバーにして似合うか確かめてからシルバーのスニーカーを購入」
「カラーアイテム。きっと今年の夏も暑くなるし、何かしないとすぐに気分も体調も落ち込みそう。何か一つ明るいカラーを入れるのがミッション」
色ではシルバーやカラーアイテムの購入を考えている人が多くいました。一見派手な色でもバッグや靴などの小物から取り入れてアクセントにしているようです。
流行を取り入れるカギは客観と主観
流行の取り入れ方全般についての深掘りもありました。
本音その１
「流行りよりは自分に似合うのが最優先」
「『今時の服』とは『今の私を認めて今の私に優しい服』。過去を引きずらず更新することが大事」
ミドルエイジ女性が大事にしたいことの一つは外見の変化。まずはありのままに今の体型変化を認めて、若かった頃ではなく今の自分に似合う服はなにかを探り、更新する。つまり、自分の客観性を養うことの大切さを指摘する声がありました。
本音その２
「家族の意見を参考にする。結構辛辣だけど参考になる」
「ちょっと冒険しているアイテムは家族の意見を聞く」
外部の客観性として家族の意見を聞く人たちも。今回「友人の声」というコメントはありませんでした。世代や性別が異なり本音で指摘してくれる家族の声、大事ですね。
本音その３
「Pinterestで好きなテイストを集めて自分が好きなものを把握する」
「ファッションはわかりやすいトレンドに乗らない。ちょっとズラしてトレンドを取り入れると流行ど真ん中じゃないので、気持ちも楽に長く楽しめる」
「私たちの世代はコンプレックスから抜け出し、『〜であらねばならない』からも抜け出して、自分第一でファッションを楽しもうとできる大人世代になりたい」
今回ファッション・ヘアメイクともに一番多かった声は「まずはネットやリアルで情報をチェック」というもの。沢山の情報を目にして流行や自分の好きなものの解像度を上げているようでした。その上で、自分が楽しめて無理のない装いをしようという意見も多く集まりました。
過去の自分をアップデートする客観性と、今の自分の「好き」「楽しさ」を見つめる主観性。その二つを掛け合わせると無理なく流行を取り入れて楽しめそうです。
文／Shoko
イラスト／タカハシさん
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