40〜50代のミドル女性が抱える悩みやリアルな本音を探る『ミドルエイジのほんとの本音』。

今回のテーマは「ミドル女性のソロ活」についてです。様々な場面で“おひとりさま”に対するハードルが下がっているように感じる昨今。年齢を重ねるにつれて、段々と一人で行動するほうが楽になってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。

「ソロ活」とは、一人で趣味や行楽などを楽しむことを指します(小学館『大辞泉第2版』より)。既婚、未婚、パートナーや子供、仕事の有無などのバックグラウンドは関係なく、40代~50代のミドル女性はどんなソロ活を楽しんでいるのか、女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕メンバーが探りました。

※『ミドルエイジのほんとの本音』は会員数10万人の女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕から作る連載です。今回はメンバーのヒロカが担当しました。

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ヒロカさん
プロフィール:仕事と子育て、家事の合間に餡子スイーツ巡りと器鑑賞のソロ活を楽しんでいます。これから挑戦したいのはソロ海外旅行。今から旅先をあれこれ妄想しています。

 


どんな「ソロ活」をしていますか?


40~50代のミドル女性はどんなソロ活をしているのでしょうか。様々な意見が寄せられました。

本音その1
「映画は基本一人で行きます。よく仕事の帰りにレディースデイのレイトショーに行っています」
「美術館は世界観に没入したいので一人で行きます。誰にも気兼ねなく好きな作品を行ったり来たりできるのが快適です」

圧倒的に多かったのが、映画鑑賞や美術館でのアート鑑賞。一人で映画や芸術作品の世界に没頭して楽しみたいという声が多数でした。

本音その2
「たまに一人でお酒を飲みに行きます。個人経営の小さなお店に行くと常連さんが話かけてくれて、コミュニケーションが生まれて友達が増えました」
「出張など一人でホテルに泊まるとき、夜はカウンターのあるバーやレストランに行きます。ちょっと“良い”お店を選ぶのがポイントです」

一人飲み、一人ご飯を楽しんでいる方もいました。一人でも入りやすい居酒屋を選ぶことや、普段は行かない価格帯のレストランで非日常を堪能するといった工夫の声も。

本音その3
「定期的に一人で旅行に行きます。誰にも気兼ねなく行先を決めて、食べたいものを食べられる、自由な解放感に浸っています」
「ストレスが溜まったとき、会社帰りに弾丸1泊で都内から程近い温泉地に行ってリフレッシュ!翌日は宿から出社したこともありました」

一人で旅行を楽しむという方も。自分の思うままにスケジュールを立て、観光、食事、休憩も気兼ねなくできる気楽さがソロ旅行の醍醐味。ストレス解消で弾丸温泉旅行に出かけるフットワークの軽さもソロ活だからこそできることかもしれません。

本音その4
「一人でヴァイオリンを無心で弾く時間をつくっています」
「ヴォイストレーニングを受けており、家事をしながら一人で発声して練習しています」

習い事や趣味に一人で没頭する方もいました。成果を求めてがむしゃらに練習するというよりも、自身の感性を解放することがリフレッシュに繋がっている印象です。

【40代~50代調査】ミドルエイジ女性はどんな「ソロ活」をしている?ひとりで行動する時間を自分らしく快適に過ごすためのコツは?_img0
 


ソロ活で得られるメリットはどんなことですか?


思いのままに楽しむ「ソロ活」から得られるメリットにはどんなことがあるのでしょうか。

本音その1
「一人時間を過ごすことのメリットは自分独自の感受性を改めて確認しながらリフレッシュできること。妻や母としての立場や考え方とは距離を置いて自分らしさに出会う時間を持つことで、日常に戻って新鮮な気持ちで夫と娘に向き合えます」

一番多かったのがリフレッシュできるという声。妻、母、そして企業人など、複数の顔を持つミドル女性が多い中、自分の心の声に正直に行動することでリフレッシュして穏やかな気持ちで日常に戻れるという声が多数でした。

本音その2
「行ったことのない土地に自分一人でたどり着いたとき、“私、大丈夫!”と感じます」

誰かに決められた行程をたどるのではなく、自分一人で計画した目的地に着いたときに得られる達成感は成功体験に繋がっていると見受けます。ソロ活で得た自信の積み重ねが次のソロ活の原動力になるという方もいました。

本音その3
「一人旅や、一人飲みに行くと、ソロ活同士の出会いがあります。屋久島へ行ったとき、縄文杉を見る登山では出発のときは一人だったのですがお昼ご飯は登山仲間6~7人で食べました」

一人で出かけるからこその出会いがあることをメリットに挙げる方がいました。旅先で出会った見知らぬ者同士だからこそ会話が弾むことがある、日常の人間関係の中とは違う自分になる感覚に解放感を感じることがあるのかもしれません。

本音その4
「持病や乗り物酔いがあるので集団のペースで遠出はできませんが、一人で行動するようになってから、自分にとって負担の少ない日程、移動ルートなどの計画を立てて旅行を諦めずにすんでいます」

病気や体質で人のペースに合わせることが難しくても、一人だったら自分のペースで何事も決断できるのがソロ活のメリット。行きたい場所、やりたいことを諦めずに工夫して挑戦できます。

 
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