雨量の多い時期は、うねって扱いにくい前髪に悩まされていませんか？ 顔のフレームでもある前髪。うねりやクセがあると、疲れた印象に見えてしまいます。でも、朝のブロー法をチェンジするだけで、たちまち上品な前髪にシフトが可能！ K-POPアイドル定番のテクニックを用いながら、湿度に負けない前髪の作り方を「marr自由が丘店」のAkikoさんに伺います。
教えてくれたのはこの方！
40代以上の大人女性が数多くリピートする人気美容師。凝り過ぎず、シンプルで都会的なヘアデザインがお得意。
Before
「髪が細いので、雨の日はクセが出やすいです。アイロンをするとペタンとしてしまうし、シースルー風にすると中途半端な印象。ふんわり感を出しながら、きれいにまとめる方法を知りたいです」
１本のクリップを仕込むだけで
“自然に掻きあげた風”のこなれバングに！
「前髪ありの場合、梅雨時期や夏は手ぐしで掻きあげたような立ち上げバングがおすすめ。立体感を与えながら、髪のうねりを解消できますよ」とAkikoさん。生え際やフロントの印象がペタンとしないので、華やかさをきちんと保ちながら、湿度の高い日の前髪の悩みが解消されます。
「ふんわり感をクセづけるために、クリップを１本持っていると便利です。韓国のアイドルは、髪の根元を起こすときによくクリップを使うんです。この方法を取り入れると、大人世代のうねる前髪も上品に変身できます。とても簡単なので、忙しい朝でもラクに作れますよ」（Akikoさん）
How to style !
１．前髪の根元を起こす
最初に前髪の根元を立てます。分け目を境に逆方向に流すように交互に手ぐしを入れながら、根元に温風を当てましょう。
「前髪のうねりを解消させるために根元を起こしながらドライヤーをかけましょう。ベース剤として、ふんわりタイプのブローローションなどをつけると、仕上がりの持ちが高まります」（Akikoさん）
２．クリップで前髪を挟む
前髪を中央に集めて引き上げ、根元側をダッカールクリップで挟んで立ちあげます。この時、ドライヤーの熱が冷める前に行うことが最大のポイント。この状態で３分ぐらい放置しましょう。
ZOOM UP！
どの家にもひとつはあるダッカール。これが前髪アレンジにとても使えるんです！「根元側を挟んで立ち上がらせることで、きれいなふんわり感が生まれますよ」（Akikoさん）
３．片側に掻きあげながらスタイリング
クリップを外したら、いつもの分け目と逆方向に掻きあげます。「逆方向に流すほうが、根元が潰れずにふんわり立ち上がります。最後に髪の中間から毛先にヘアオイルをなじませるとヘルシーな仕上がりに」（Akikoさん）
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