暑い季節は一枚で、寒くなったらニットやジャケットの下に仕込んで……と、ALLシーズン大活躍してくれるドローイングナンバーズのサテンボートブラウス。合わせやすいシンプルデザインながら、長めの袖や丈、ゆるっとした身幅が今の気分で、ベージュがかった「パール」も合わせやすさ満点。そこで今回は、フリーランスプレスの根本久仁子さんに、このブラウスを使った４つのスタイリングを着こなしていただきました。マニッシュな服装が好きな方は、ぜひ参考にして！
極薄手でしなやかだからカーデの下にも重ねやすい！
ジャストサイズのカーディガンは、シャツやゆったりしたカットソーを中に重ねにくいため、インナーに悩むことも。その点、こちらのブラウスは、とにかく薄手でやわらかいサテン素材を使っているから、どんなカーデやニットの下にもレイヤードしやすいのが長所。カーデとパンツのワンツーだとやや単調に見えがちなベージュのグラデーションコーデに投入し、胸元と袖からブラウスの白をのぞかせると、着こなしが一気にこなれます。
かっちりスーツもとろみブラウスでこんなに優しげ
テーラードジャケットのスーツは、メンズライクになりすぎたり、懐かしい印象になってしまうことも。それを和ませてくれるのが、この万能ブラウスです。とろみのある素材感はもちろんのこと、肌なじみのいいベージュ寄りのホワイトが、スーツの迫力を軽減。また、衿ぐりの開きが控えめなボートネックなので、知的な雰囲気はキープしたまま、女性らしさが際立ちます。長めの袖も、スーツを最旬にアップデートさせてくれるポイントに。
トレンドの短丈ニットと重ねて旬のバランスに
昨年あたりからすっかりニットトレンドの筆頭に躍り出た「ショート丈」。一枚で着ると気になる腰まわりがあらわになってしまうので大人は手を出しにくいとの声もありますが、このブラウスを中に重ねて裾を出せば、最旬のレイヤードスタイルが楽しめるんです。ヒップがちょうど隠れるくらいの絶妙丈だから、ずるっとした印象にもならず好バランス。着たかった短丈ニットに、このブラウスのおかげで堂々とトライできるはず。
いつものボーダーTの鮮度を高めてくれる
着慣れたボーダーシャツの下に重ねてみるのも、おすすめの着方アイディアのひとつ。ボーダーとデニムを普通に着こなすのが難しくなってきた人は、こうして一枚ブラウスをかませることで、新鮮な印象に生まれ変わらせて。袖や裾に白サテンをドッキングさせた洗練トップスのように見え、カジュアル度が引き算されて、スタイリングがぐっと大人っぽくなります。同様に、手持ちの無地カットソーや無地ニットの下に重ねても。
シャープな着こなしを品よく和らげてくれる、まるでシルクのように美しいサテン素材のシンプルブラウス。着慣れた服や、しばらく袖を通していない手持ち服の魅力を蘇らせてくれる力も持っているので、おしゃれがマンネリ化している人にこそ着ていただきたい一着です。この機会にぜひお求めを！
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撮影／目黒智子
スタイリスト／水野利香
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モデル／根本久仁子
取材・文／栗田瑞穂
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