購入のきっかけ、タイミングは?(購入した人も、これから購入したい人も)
「結婚」「出産」「子どもの進学に合わせて」というコメントが多く、ライフステージの節目に住まいを購入するメンバーが多いという印象を受けました。
本音その1
「結婚してから社宅住まいでしたが、タイミングよく近所に良い土地がみつかり、しかも社宅で仲良くしていたファミリー2組もそばにいて。これは運命! と即購入したのが、今の家です。ご縁ってあるんだと思った!」
それまで住んでいた賃貸物件の近くに良い新築物件が見つかり購入に至ったというメンバーが複数いました。人生最大の買い物である住宅購入も、よく知っている場所であれば不安は減りますよね。そのような物件との出会いはまさにご縁であり、良いタイミングに遭遇できたといえるでしょう。
本音その2
「購入するとしたら、子どもの教育環境次第という気がしています。実家の持ち家問題などを見ていると、ゆくゆく子供が苦労しないように賃貸がいいのかなという気もしますが、高齢になると持ち家の方が安心して暮らせる気も」
「老後に向けて購入したいなという心境になりました。持病があり、ローンを組めないため、もうしばらく働いて資金を貯めてからと考えています。定年頃に購入する予定です」
「転勤でずっと賃貸生活。持ち家を買うとしたら、退職で生活スタイルが変わるであろう60代と思っています」
これから購入したい人は、「子どもの進学」や「夫や自分の退職」など、ライフステージの変化に合わせたタイミングで、という声が多数でした。それぞれの長い人生の中で、適切なタイミングはおのずとやって来るようです。
購入するなら新築? それとも中古?
持ち家を買う場合、新築にしようか中古にしようか迷うのではないでしょうか? どちらにするかは個別の事情や考え方などによって人それぞれ。メンバーから集まったコメントを紹介しましょう。
本音その1
「リノベーションも検討しましたが、思ったより高額だったので、新築を購入」
「新築戸建ては設計から関わることができ、自分の”好き“を実現できる家に暮らしたいです」
「仲良くしていたママ友が新築戸建を買って、ものすごく影響を受けました」
昨今の資材価格の高騰により、リノベーションも以前と比べ費用が大幅に上がっているようです。中古マンションをリノベしたいと思いながらも、マンション価格の高騰により諦める人も。
その一方で、マンションに比べて価格上昇の幅が比較的小さいのが戸建て。(出典:「不動産価格指数」国土交通省HP)戸建てで間取りや内装など、思い通りのマイホームを実現したい、というメンバーからの意見が多く寄せられました。
本音その2
「中古物件を購入し、 これからリノベーション予定。リノベ費用は10年前の約2倍かかります。ずっと夢見ていただけにもっと早くに実現できていればと泣ける思いですが、私には今がその時だったんだと気持ち切り替えるしかないですね」
「中古のマンションのリノベを考えています。資材も高騰しているので、良いものを見て、お得に家づくりをしたいと思っています。行正り香さんの新刊本『人生を変えるリノベーション』などを読んで学んでいます」
中古派のメンバーから寄せられたコメントでダントツ多かったのが「リノベして自分好みの空間を作りたい!」という声。既婚・独身問わず、ミドルエイジ女性は中古マンションのリノベに大きな関心があるようです。
文/Nao
イラスト/タカハシさん
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