40〜50代のミドル女性が抱える悩みやリアルな本音を探る『ミドルエイジのほんとの本音』。

テーマは前回に引き続き、「ミドルエイジ女性の住まい事情」について。後編の今回は、ミドル世代が考える理想の住まいとは一体どんなものなのか深掘りしてみました。これからの人生をさらに充実したものにするために、40代〜50代の女性たちは「住まい」にどんなこだわりを持っているのでしょうか。早速みてみましょう。


前回記事
「老後が身近になってきた50代、“安心”のために定年前に家を買うべき!」 あなた持ち家派、それとも賃貸派?ミドル世代のリアルな『住まい事情』を探ってみた【40代〜50代調査)>>
 

※『ミドルエイジのほんとの本音』は会員数11万人の女性メディアmi-molletの読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕から作る連載です。今回はメンバーのNaoが担当します。
 

アイコン画像

Naoさん
夫の単身赴任によりワンオペ育児中の会社員。金融関連会社勤務で、FP技能士(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っています。以前、社宅管理業務を担当していたことから不動産への関心が大きく、FP資格試験で最も得点が高かったのは「不動産分野」でした。

 


ミドルエイジ女性にとって、「理想の住まい」とは?


「理想の住まい」はライフステージや置かれた環境などによって変わってくるもの。〔ミモレ編集室〕メンバーのコメントもさまざまでした。

「夫は自分の部屋があるのに私にはない...」ミドルエイジ女性が抱える“住まい”についての悩みを徹底深掘り!【40代〜50代調査】_img0
 


本音その1
「まず何といっても駅近。仕事帰りに重い荷物を持ってハイヒールで坂道を帰宅するのは、大げさでなく人生の無駄遣いのような気がしていました」
「実家が駅から遠い場所にあったので、独立したら駅近に住みたいとずっと思ってきました。なので、駅近が理想です」
「駅近。さらに、できたら病院、区役所が近いこと」

年齢とともに体力も落ちてくるのがミドルエイジ女性の悲しい現実。選ぶなら駅近が良い、という声が多く挙げられました。
 

本音その2
「適度に田舎で海や林、森などが近くにある場所がいいです。古民家などを改築して住むような家が憧れです。昔からあるものを活かして、自分の生活に取り入れていきたいです」

都心・駅近を理想とするメンバーと、地方で自然に囲まれた場所を理想とするメンバー、それぞれの声が挙がりました。両方の「良いとこ取り」をして二拠点にしたい! というメンバーもいました。
 

本音その3
「家にいることが楽しくてたまらない気分になる住まい」
「引きこもれるくらい、ストレスなく暮らせる家!」
「家族みんながほっとできる空間であること」

精神面での充足を挙げたメンバーも多数いました。ずっといたくなるような住まいはまさに理想といえるでしょう。「外に出るとステキな物件がたくさんあるけれども、帰ってくると、やっぱりうちが一番いいと思える」というメンバーも。“帰りたくなる家”があることは、幸せなことですね。長い結婚生活を経て、「夢は悠々自適のひとり暮らし! 光と風の通る家が良いです」という心境に達したメンバーも。

 
  • 1
  • 2