ところが、以前の家も見てもらった、風水がわかるフランス人の友人に来てもらい、我が家の鑑定(?)をお願いしたところ……「え、ライトはこれだけなの? だめよこれじゃ〜!」。なんでも風水において照明は、活動のエネルギーである“陽の気”を高めるものなので、「とにかくいっぱい、いっぱい置くのが大事」なのだそう。
当初は、ソファはどんなものを? 収納棚を買ったら、それを置く場所と時期は? などといった大型家具のことをメインに聞きたかったのだが、「今はそれよりも、照明を一刻も早く探すべし」とのことで、翌週から早速蚤の市に出かけ、探し回った。
こういう時、夫と趣味がそれほど違わないのは非常に助かる。可愛いと思ったものが一緒だったので、花のような形のランプシェードのデスクライト2点購入。さらに、インスタグラムでフォローしているブロカントショップでも、小さなライトを1点ポチりとした。
まだまだ家具が確定していないので、ライトの置き場所は暫定的なものの、3つの明かりが加わったことでリビングルームがだいぶ過ごしやすくなった。風水と言わずとも、部屋が明るいのと暗いのでは、断然明るい方がホッとするし、安心感が違うものなのだなと、今更ながらに気がついた(遅い)。あとは、大きなアーチ型のフロアライトを1点投入すれば、風水的にも合格点に達せるかなと考えている。
<書籍紹介>
『GOROGORO KITCHEN
心満たされるパリの暮らし』
著:井筒麻三子 写真:Yas
¥1980
講談社
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パリで働く日本人Mamikoが、暮らしのvlogをYouTubeチャンネル「GOROGORO KITCHEN」でアップし始めたら、日本人だけでなく、世界中の人たち(現在チャンネル登録者数41万人)からの熱い支持が!
色や柄を自由に使った小さいけれど素敵な部屋、フランスの家庭料理も普通の和食も作る日々のおうちごはん、蚤の市でのお宝探し、農家からもらってきた2匹の猫……。
パリのおすすめレストランや、喜ばれるパリ土産もランキング形式でご紹介。
YouTubeでは語りきれない暮らしのコツや素顔のパリのエッセイを美しい写真と共にたっぷりとお届けします。
前回記事「壁を飾ることで、インテリアはグッと素敵になる。賃貸でも問題なく絵をかける方法【パリ在住・井筒麻三子】」>>
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