①まずは嫌いな人を思い浮かべ、嫌いな要素をリストアップします。
別部署のAさん。私に仕事を振ってくる彼がどうも嫌い。
・口だけ達者で、実務能力が低い
認めたくないけれど、この要素が自分の中にもあって、表に出せていないわけです。
②表に出してしまったらどうなるか?を考える
・自分の評価が下がる
「実務能力が低いと自分の評価が下がる」という思い込みを持っていることが分かります。
③思い込みを疑い、否定してみる
・実務能力が低いと自分の評価が下がる
→これって本当? 実務能力が低くても他の能力で評価されている人もいますよね。
④思い込みを新しく書き換える
・実務能力が低いと自分の評価が下がる
→実務能力が低くても、他の能力を発揮できたら評価してもらえる
最初のうちは、嫌いな人の要素が自分にもあるなんて、いやいや……そんなわけない。受け入れ難いですよ。でもね、内観を重ねていくうちに、残念ながら自分だったと認められるようになります。少し時間がかかると思います。このケースで見ても本来私も細かいことが苦手だし、いろんなことが雑。だけどそうじゃダメだと自分を違う方へ矯正していただけ。ズボラな私を認め、「表に出してもいいよ」と自分に言ってみる。ありのままの気質をちょっとずつ出していけばラクになり、嫌いな人もいつの間にか気にならなくなります。
他人が教えてくれる「本来の自分」。
面白いのは、認めない限り「嫌いな人」は環境を変えても、同じような人が何度も現れるのです。みなさんも思い当たる節がないですか。
嫌いな人がいつも一緒。そんな人はぜひこの内観法を。
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構成/出原杏子
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