「きっと自分には凄い“才能”があるはずだ!」と、何の根拠もなく信じることができたのは10代まで。世の中の大半の人は20代で自分が天才ではないことに気づき、30代で自分の伸び代が少ないことを察し、40代以降は現状維持が心地良くなって自分を省みる機会がなくなっていくのではないでしょうか。
しかし人気占星術士のyuji氏は、「才能がない人は存在しません」と断言。前著は6万部を突破しており、3年ぶりとなる新刊『星読みで才能を見つける本 自分の知らない自分に出会える』には、占星術によって自分の生まれ持った才能に気づき、それを使いこなすための道標が記されています。これまで気づいていなかった才能を見つければ、今より簡単にお金を稼げる領域や幸せを実感できる生き方も分かるはず。
そこで今回は、これまで動物占いやMBTI診断にも触れてこなかった占い初心者(もちろん占星術は未体験)の筆者が、『星読みで才能を見つける本』を読み込んで気づいたことを忖度なしでレポートします。
にわかには信じられないけれど……
yuji氏によると、占星術の観点では誰もが等しく素晴らしい才能を持っているという。超有名シンガーや希代の経営者は自分の才能を「使いこなしてる」だけで、生まれ持った才能は筆者のような一般人と変わらないということ。そして『星読みで才能を見つける本』を読めば自分の才能が明らかになり、「独力しなくてもできてしまうこと」、「自分の財の厳選」、「社会で自分を役立てる方法」などがわかるとか……にわかには信じられない話です。
占星術では、才能は「自分が生まれた日」、「生まれた時間」、「生まれた場所」のホロスコープを読んで見つけていくようです。カタカナの専門用語が出てくると筆者のような素人は身構えてしまいますが、ややこしい知識を学ぶ必要はありません。書籍で紹介されている無料サイト「Astrodienst」に上記の情報を入れたら一瞬で自分のホロスコープを出すことができました。
ホロスコープを出して星読み開始!
ホロスコープは円状の図で表示されます。天球を12の方向に分けたとき、地球から見てどの方向にどの星座があったのかが示されており、それによって個々人の運勢や体質を見ることができるとか。また、天体はハウス(室)と呼ばれる12のスペースに分かれており、ハウスの中に入っている天体の種類にも意味があるようです。
論より証拠。早速、自分の生まれた日のホロスコープ(ネイタルチャート<出生図>と呼ばれます)の結果を眺めながら星読みの解説パートを読み進めてみました。
Comment