プラステのロングジレで、
価値と価格を考える

突然ですが。みなさま、買い物をするとき、「買う?」「買わない?」はどのようにして決めますか? 例えば夕飯の買い物で、スーパーへ。すべての野菜をオーガニックにしたいけれど、それは、大家族の我が家はなかなか無理。けれど、葉野菜はできるだけ。「地中に埋まっているもの」は、その時々の財布と相談、みたいな(笑)。価値はどこにあるのか、それにどのくらい払うのか――は、その人それぞれ。自分で決めれば良いと思います。高ければ良いわけでも、当然悪いわけでもありません。逆に安いものがすべて正しいわけでもないのです。価値と価格のバランスがとれていて、かつ、もしかしたら価値が価格を上まっていたら最高!

そんな1つを見つけたいなあ。と、街をブラブラしていたら(あ、週末ですよ)、見つけました(笑)。伊勢丹の向かいにある、プラステで。入り口近くにあり、目が吸い寄せられたのがネイビーのロングジレ。赤いプライスタグだったので、もしかしたら、その週末だけの値段だったのかもしれませんが、¥12000。12000円という価格自体は、決して安いものではありません。ただし、コレクターの方が偶然見つけた年代物のワインであれば、価値が上回るのでしょうし、私にしてみたら、このジレも同じ。

なぜなら、まずは丈。スカートにもパンツにも似合う、ぎりぎり「長め設定」のレングス。これ以上長いものだと、私の体型だとパンツ合わせは難しいです。次に、薄さ。ダブルフェイスのものは持っていたので、このある意味適度な薄さが◎。なぜなら、季節が進んだときに、コートの中に着るのにちょうどいいから。レイヤードがしやすいなあ、と。

そんなことを考えて、購入に至りました(笑)♡ 良い買い物。そして帰り、一緒にいた娘とデパ地下でケーキを買って帰宅。そんなおまけがついてきた週末でした。

大草 直子

  • 先日ご紹介して、たくさんの反響を頂いたコラボタイツ♡ みなさん、やっぱり探されていたんだなあ、と確認させて頂きました。この色は、一番白っぽい色。難しい? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。薄い色の靴が大流行の今、このライトグレーがあれば足元に迷いません(キッパリ)。
  • 価値と価格のバランスは、子供服にも採用。セントジェームスのロングTは10年ほど着ていますし(長女から長男、そして今末っ子に)。レッドカードのデニムも、お兄ちゃんから。ベストはユニクロ。バッグは、私のビキニ入れ(笑)。何年もつのか、何年着るのか、そして減価償却はきちんとできるのか――を計算した結果のスタイリングでした(笑)。
 
CREDIT :

ジレ/プラステ
ニット/フォンデル
スカート/オーガニックス
バッグ/J&Mデヴィッドソン
サングラス/ボッテガ・ヴェネタ
パンプス/チェンバー