1月にオーストラリアの億万長者、ジェームズ・パッカーと婚約したマライア・キャリーが、婚約破棄したとの報道がありました。ジェームズと言えば、ミランダ・カーともウワサになったことがある、セレブ好きな大金持ち。

最近までは仲良しに見えたジェームズ・パッカーとマライアですが、ここ数ヶ月は会っていないとか。 写真:Splash/アフロ

ふたりは9月にギリシャでバカンス中にクルーザーの船上でケンカになり、マライアはその口論にショックを受け、婚約破棄を検討中なんだとか。その内容がなんともツッコミどころ満載なので、ご紹介したいと思います。

まず、別れの理由はマライアがバックダンサーのブライアン・タナカという男性と浮気したから、もしくはマライアのお金使いが荒すぎたとウワサされていますが、マライアの広報はこれを否定——なんですが。婚約破棄報道の直後のハロウィーンにはマライアはブライアンと一緒に仮装して堂々とパーティへ出席。さらに、一部の報道ではマライアは結婚するまでジェームズと別の寝室を要求し、キス以上の関係を拒否していたとか——ブライアンと浮気報道があるのに婚約者とは婚前交渉拒否、の意味がまずわからないし、46歳でふたりの子持ちでバツ2のマライアがなんのためにもったいぶっているのかもナゾすぎます(笑)。

マライアとウワサのバックダンサー、ブライアン。すでにふたりでディナーデートにも出かけています。どうして歌姫は皆、バックダンサーと付き合うのか。 写真:ロイター/アフロ

でもこれには続きがあって、マライアは来年3月の挙式前に、離婚したときの財産分与を決める「プレナップ」を交わすことをジェームズに要求していたそう。そのプレナップの契約内容では、離婚したら約50億円をもらえることになっていたとかで、現在マライアは、まだ結婚もしていない段階だったのに、ジェームズに50億円を要求していると言われています。

マライアの言い分では50億円の内訳は、・ふたりの子供たちをニューヨークからL.A.に転校させる手続きにかかった手間や費用、・南アフリカで行なうはずだったツアーのキャンセル料金、・破局によってマライアが受けた精神的苦痛、の賠償金、なんだとか。もしかしたらこのプレナップの件を自分に有利に運ぶため、もったいつけてジェームズをじらしていたのかも……?

さらにマライアはジェームズから贈られた、約10億円のダイヤの婚約指輪を返すことも拒否。カリフォルニアでジェームズと同棲していた豪邸から自分が新居をみつけるまでの賃料と引っ越し費用も全面的にジェームズが負担するよう要求しているとか。ハリウッドイチ要求が多いディーバと言われるマライアらしい、高飛車な要求の数々にドン引きです。これじゃあ、広報側の「破局原因はマライアの浪費が原因ではない」というコメントも空々しく聞こえちゃいますよね。

こちらが10億円のダイヤのリング。マライアはこれも、婚約破棄しても返すつもりはナシ。 写真:REX FEATURES/アフロ

ここまで色々報じられていても、マライアの広報によると、世界で最も稼ぐ実業家のひとりであるジェームズと結婚するため、ふたりは(マライアは?)関係修復の糸口を探っているところだそうです。

去年の年収約32億8千万と言われているマライア。引っ越し費用くらい自分で払えよ、って感じですが、こうなるとジェームズにとってマライアと結婚するメリットは一切ないように思えます。早く逃げて〜〜!!