ポンポンさんからの質問
Q.
今まではプチ整形は自分には関係のない世界だと思っていたのですが(笑)、この頃、化粧品では効果を感じなくなっていたのでプチ整形が気になっています。プロの方から見ての意見を聞かせてください。
美容エディター・ライター 近藤須雅子さんの回答
A.
専門医を美のパーソナルトレーナー。トラブル予防は化粧品、解消はクリニックと考えてみては?

化粧品を使ったケアはあくまでもエイジングサインやトラブルの予防なのに対して、美容医療はトラブルを治療し解消するもの。たとえば、うがいや手洗いのホームケアは風邪予防に効果があるけれど、風邪をひいてしまったら風邪薬を飲んだり医院に行きますよね。同じように、シミやシワを予防したりできるのを遅らせるのは化粧品や医薬部外品の役割で、シミやシワを解消するのは美容クリニック、と考えてみてはいかがでしょうか?

プチ整形や美容医療が「なんだか怖そう」なのは、日常からかけ離れたレーザー治療やヒアルロン酸注入のイメージが強いからかも。でも、実際の肌悩みの治療というと、ビタミンCなどをイオン導入で効果的に肌に浸透させたり、足りない栄養素をサプリで補ったりといった、メディカルエステの施術が中心です。
ただ、そこは医療機関。エステだと低濃度でしか使えない成分を高濃度で利用できたり、エステや化粧品では配合できない薬剤を使用できるので、効果実感という面では段違いと言えます。

美容クリニックと一言でいっても、さまざまです。
たとえば、

●二重あごの解消や二重づくりなど造作を整えるのが得意な美容外科
●毛穴やシミ、シワなどの素肌治療が専門の美容皮膚科
●ホルモン検査やダイエット治療など内科的なアプローチが中心のアンチエイジング科やレディースクリニック

等があります。当然ですが、いずれも専門医にパーソナルな診断を受けられるのですから、味方につけられれば百人力ですね。
肌悩みの解消なら、やはり美容皮膚科が最適。たいていの美容クリニックはHPを持っているので、来院前に得意施術や治療メニューと費用、院長のキャリア(皮膚科出身か形成外科か内科か、等)をチェックしておくのがオススメです。

プチ整形の真実 (講談社文庫)

今まで関心がなかった方でも読みやすい美容クリニックの今を本にしました。よろしければ読んでみてください。

PROFILE
  • 近藤須雅子さん美容ジャーナリスト・エディター。つねに美容情報の最先端にたち、スキンケアや美容医療に関する知識には定評があり、ドクターからの信頼も厚い。著書に『化粧品「効きめ」の真実』(講談社)も。