少し遡りますが、仕事と法事を兼ねて実家の熊本へ帰省。

迷彩色に染まる阿蘇山上空

私の出身は熊本の菊池という場所で、阿蘇の外輪山の麓で大自然に恵まれ、温泉、お水、ミネラルが豊富な土壌に育ったお野菜・お米・果物なども有名です。盆地なので、冬は底冷えする寒さなのですが、夜空に広がる星は、下手なプラネタリムより美しいと断言できるほど、自然の宝庫。

熊本震災の際に、メイクアップアーティストで有名な早坂香須子さんがボランティア活動で訪れ、菊池に滞在された際のこと、温泉の泉質がとても良かったということでメディアでもご紹介いただいたくらい、美肌効果にも抜群。イマドキのラグジュアリーな温泉宿は期待できませんが(笑)、温泉入って、美味しいものを食べて、田舎の空気を満喫するには、とても素敵な場所です。

美味しいものが豊かにある土地柄のせいなのか、不思議にも活躍しているシェフが多くいらっしゃいます。前にもブログでご紹介させていただいた、フランスにある「TOYO」のオーナーシェフ中山豊光さんをはじめ、味に定評とこだわりを持つ肥後もっこす(熊本の頑固者という意味)シェフの存在に最近気づかされました。

その中に、温泉街のど真ん中で店を構える高校の後輩が一人。「コントルノ食堂」というイタリアンのオーナーシェフの菊池健一郎さんは、神戸のホテルや名店などでの修行の後、地元に戻ってお店をスタートさせます。シャッター街となりつつあった温泉街。それに輪を掛けて震災が起こったこの年にお店を出す決意と覚悟はそんなに簡単なものではないと思います。しかし、彼の度胸とセンスは見事なもの。どんな状況下に置かれても、持ち前の根性と前向きな姿勢、そして美食家さんさえも唸らせる確かな味で、今では予約も取りづらい名店となりました。

この日は白トリュフが入荷。そんなにいいの〜!?ってくらい、惜しみなくた〜っぷりパスタにかけてもらいました♡
昔からある古い飲み屋横丁の一角にあるお店。でも店内はお料理道具やシェフこだわりのものに囲まれて、とても素敵な空間。
どれもこれも美味〜♡ 菊池や熊本で採れた食材を用いた渾身の料理たち。菊池産のブランド豚「走る豚」と赤牛は絶対食べていただきたい!ワインも隣町の菊鹿ワイン。今では手に入りづらいと言われている人気ワインです。

カウンターメインでテーブル席が一つのこじんまりとした店内。忙しい中でもお客様とのコミュニケーションを大切することを意識されていて、お一人お一人のお腹に合わせたり、好みに合わせてメニューを変えたり、よりパーソナルなスタイルがとても嬉しいお店です。単に「美味しい」というのではなく、心地よい空間と彼の人となりが調和するからこその「名店」なのかもしれません。

お客様とのコミュニケーションを何より大切にされてる菊池シェフ。この笑顔、絶対美味しいもの作ってくれそうでしょ?笑  多くの人に知ってもらいたい素敵なお店です。早くも次回の帰省を楽しみにしているところです!

 

他にも色々!菊池の名店。

寿温泉食堂

変わらない佇まいにホッとします。
不滅の鉄板メニュー「ちゃんぽん」
手作りキャンディーアイスはミルクとアズキ。昔懐かしのほっこりとした味。大好き♡

昭和26年から創業の町に愛されてきた温泉食堂。温泉なの?食堂なの?・・・と思われるかもしれませんが、銭湯が隣接している食堂です(笑)。今でこそ銭湯は閉館したものの、食堂は健在!大人気のちゃんぽんを始め、巻き寿司といなり寿司、蜂楽饅頭が有名。そして忘れられない懐かしの味のアイスキャンディー。先代の社長と父が親しくしていたこともあり、亡き父と足繁く通った思い出の店。一歩お店に入ったらノスタルジーな気分に。

 

イルフォルノドーロ

こちらは、生ハムとモッツレラ。御免なさい、肝心なピザですが、あまりにも美味しそうでついつい手が先に出てしまい、写真はこちらだけ・・・笑

本格的なナポリピッツアを堪能できるお店。目玉はなんといっても自家製モッツァレラチーズを使用したマルゲリータやカプレーゼ。この味一度覚えたら本当に病みつきになる優しい味!酪農も盛んな土地柄だからこそ、フレッシュなモッツアレラの生産が可能。ちなみにご紹介した「コントルノ食堂」でもこちらのモッツアレラチーズを堪能できますよ!

菊池には、他にもご紹介したい場所や美味しいものもたくさん!また折を見て・・・

  •  
  •