こんにちは、編集・川端です。
最近ネットで話題になっていた本『認められたい』を買って読んでみました。

精神科医の熊代亨先生による「承認欲求」との付き合い方について書かれた本です。やさしい言葉で書かれていてサクサク読めちゃいました。

この本で整理されて“なるほどー”とスッキリしたことは、「他人に認められたい・褒められたい・評価されたい」という欲求の中には、より個人に寄った「承認欲求」と集団に寄った「所属欲求」がある。人によってどっちが強いかは違うけれど、今はより個人>集団の時代であるということ。

例えば、私でいうと「この記事にいっぱいコメントやクリップがつくといいな」というのは承認欲求で、「ミモレや大草さんが誰かに褒められると嬉しい」みたいな気持ちは所属欲求(←これはとても直接的な所属関係ですが)もっと遠くて広い「Perfumeが海外で人気!と聞くと嬉しい」とか「外国人が日本を褒めるテレビ番組をつい見ちゃう」とかも所属欲求ですね。

本筋とは関係ないのですが、NYで買った絵を入れるべく新しい額を買いました。意気揚々と入れたらサイズが少し違ってた。がーん。台紙を作らなくては。

この本に「承認欲求は貯められない」と書いてあって確かに!と。たくさん「いいね」をもらったらしばらくいらないってこともないし、承認側の賞味期限もありますね。

でも、人のことをとてもちゃんと承認できた(褒めるとか祝うとか尊敬や感謝を伝えるとか……)という実感があったとき(あんまりないけど!)その満足感は貯金できる気がするんです。

今はSNSなどで人の「承認欲求」を垣間見る機会が増えて、それはそれでしんどいな〜と思ったりします。逆もしかりか(汗)。だからこそちゃんと上手に認められる側の人になりたいです。

この本には、処方箋として「身近な人を大切に」「挨拶・お礼・お詫びをちゃんと」「人との距離を急に詰めすぎない」などが挙げられています。その通りだなあと思うけどなかなか難しいです。

この話は一回でまとめきれなかったので次回へ続きます。。。