こんにちは、編集・川端です。GWも最終日ですね〜。寂しい(涙)。

金沢のENIGMEで買ったやや大ぶりの小鉢。川上ミホさんの器指南に習い、高さのあるものを購入してみました。サラダのとりわけ皿に、と思ってます。

さて、昨日に続いてドラマ話。「あなたのことはそれほど」見てますか?

原作者・いくえみ綾先生と言えば、私が前にいたFRaU編集部主催の「FRaUマンガ大賞」号で必ず名前があがっていました。

 「いくえみ男子」と名がつくほど、いくえみ先生の描く男性の魅力的なこと、筆舌に尽くしがたし!!  “サイテーなのにキュンとしちゃう”のバリエーションの豊かさたるや!(このあたり「胸キュン研究家」としては語り出すと長いので割愛します・笑)『いくえみ男子ときどき女子』という胸キュン名言集が出るくらいなのです。多作ゆえ、ハマると大変(笑)。

さて、ドラマ「あなたのことはそれほど」の原作本は現在5巻まで出ています。

『あなたのことはそれほど』5(いくえみ綾)だんだんグレーが濃くなってる、、、いずれも暗い表紙でござんず(笑)。

原作とセリフも設定もかなり忠実なのですが、ひとつだけ大きく違うのは東出昌大くん演じる旦那・渡辺涼太です。原作だと、もっともっさりふっくら小柄なイメージ。あだ名も子熊ちゃん(ドラマだと柴犬くん!)なんとなく私は、山崎樹範さんを想像して読んでいたのです。

でも東出昌大くんがダメということではなく、真面目で優しいけど細かいことに気がついてコワイ・・・ぴったり。出てくるどの男性にも魅力があるのがいくえみマジック! これからもっと怖そうで楽しみです。

いくえみ先生に続き、「少女漫画は好きだったけど、大人向けの漫画は最近とんと読んでないな〜」という方にぜひおすすめしたい“婦人コミック”を。

『たそがれたかこ』1(入江喜和)。母と暮らすバツイチ45歳のたかこ。ふと声をかけられた男性により変わっていく。韓国ドラマのようなドラマチックな展開はなく、日常は日常として淡々としてあり、上手に生きられないたかこさんのちょっとずつ変わる様に胸がいっぱいになります。
『娘の家出』1(志村貴子)。母と離婚した父親が「彼氏」と暮らし始めるという環境下の女子高生まゆこの物語。志村貴子先生の描く百合漫画は欠かさず読みたい作家さんの一人なのですが、女子高生の心のキビを描かせたらピカイチ!と思っています。ジェンダーとは、家族とは、説教くさくも大げさでもなく描いた傑作です。

私も漫画はあまり詳しい方ではなく、読まなくなるとすっかり縁遠くなってしまうけれど、最近は、スマホで読めるので、試し読みして好きな画風か確認してから購入したり。ほとんどKindleです。はまると、ベッドでスマホ片手にもう1話、もう1話と買って読んでしまう(汗)。

夜更かしもほどほどに明日からの仕事に備えなくては!

ではではまた〜。