以前、ねこのりりこのお話をさせていただきました。今回はもう一匹、らくたろうのことを書かせていただきます。

りりこが我が家に来て約半年の頃、自宅から少し離れた場所に出かけ、用事を済ませた後キャットフードを買おうとペットショップに立ち寄りました。店内の端っこに”育ってしまった子”が入れられたゲージがあり、そこに情けない顔をしたチンチラゴールデンが…その時すでに半年くらいまで成長していた雄猫でした。性別が違うし、猫種も違うからりりこと一緒に飼うのは無理だろうなぁと諦めて家に帰りました。りりこを膝に乗せ、どうしようかとさんざん考えて、やっぱりあの子に会いに行こう!とまた片道一時間の道のりを戻り、連れて帰ってきました。

「らくたろう」はタヌキのraccoonから。まるでラクーンファーのような毛並みの困り顔の男の子です(実際、急いで出かけるときにファーのマフラーと間違えて寝ているらくを思いっきり掴んだことも・笑)。性格も臆病で、気の強いりりこにいつもぶたれ、叱られていました。でも本当に可愛い甘えん坊くんで「何か食べるもの、くださいー」と、私のあとをいつもくっついて歩いていました。

今は妹の家に居候しているらく。なんとなく距離を保ちつつもうまくやっているようです。たまに妹から「らくちゃんお腹こわしちゃって…」なんて聞くと、いてもたってもいられず…とても心配してしまいます。
りりとらくと、また陽だまりでのんびりできる日を楽しみに、ママは頑張るよー!
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