占星術界では、12月22日に「地の時代」から「風の時代」へと移る、250年ぶりの大転換が起こります。
「月星座」に着目した占星術を得意とし、新月・満月を使った願望達成法「パワーウィッシュ」を生み出した、占星術家のKeikoさんと、様々なゲストの方との対談を通して、「風の時代」の生き方のヒントを得ていく連載です。

“世界のこんまり”をプロデュース「僕は世界一、パートナーの魅力を引き出して価値を作っている人間です」【川原卓巳&占星術家Keiko対談】_img0
 

第一回目のゲストは、「ときめき」で片付けるメソッドでおなじみの“こんまり”こと、近藤麻理恵さんのパートナーであり、“世界のこんまり”をプロデュースした立役者である、プロデューサーの川原卓巳さん。
12月2日に刊行された川原さんの初の著書『Be Yourself』では、「する」ではなく、自分はどう「あるか」。「do」ではなく「be」で生きるセルフプロデュースについて語られています。

Keikoさんとは旧知の仲である近藤さんから、占星術の知識を学んでいるという川原さん。
「be」を活かしたセルフプロデュースについて、これから迎える「風の時代」の生き方についてお話いただきました。

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川原卓巳

KonMari Media Inc. CEO、Netflix「Tidying Up with Maire Kondo」 エグゼクティブプロデューサー。妻は「こんまり」こと近藤麻理恵。1984年広島県生口島生まれ。 大学卒業後、人材教育系の会社に入社し、のべ5000人以上のビジネスパーソンのキャリアコンサルティングや、企業向けのビジネス構築・人材戦略を行う。近藤麻理恵とは学生時代からの友人であり、2013年以降は公私共にパートナーとして、彼女のマネジメントとこんまりメソッドの世界展開のプロデュースを務める。2016年アメリカ移住後、シリコンバレーとハリウッドの両方に拠点を置きながら、KonMariのブランド構築とマーケティングを実施。日本のコンテンツの海外展開なども手がける。2019年に公開されたNetflixオリジナルTVシリーズ「Tidying Up with Marie Kondo」のエグゼクティブプロデューサーでもある。同番組はエミー賞2部門ノミネートされた。

OFFICIAL WEBSITE  https://takumi-kawahara.com/

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Keiko

月を使った開運法「Lunalogy®」および新月満月を使った願望達成法「Power Wish®」創始者。(株)電通退社後、「占星術は占いではなく、星のエネルギーを読み取るスキル」というポリシーのもと、独自の切り口で開運情報の提供を開始。Keiko’s Power Wish Academyでは毎月新月と満月の日に願いを叶える効果的な文章の書き方(パワーウィッシュ)を天空図付で解説中。『Keiko的宇宙にエコヒイキされる願いの書き方 新月・満月のパワーウィッシュ』『パワーウィッシュノート2020』など著書多数。

Keiko’sパワーウィッシュアカデミー https://mi-mollet.com/powerwish
Webマガジン「Moon Sign」 https://ks-selection.com/blog

 


ホロスコープからわかる川原さんは「人たらし、海外で活躍、夫婦二人の相性もばっちり!」


Keikoさん(以下Keiko):今日は早速、卓巳くんのホロスコープをチェックしますよ~!

川原さん:わー楽しみです!

Keiko:卓巳くんは1984年7月10日の夜10~11時のあいだくらいのお生まれで、出生地に一番近い道は尾道よね。
卓巳くんのホロスコープを見てみると、アセンダントっていう、運とチャンスの入り口が魚座にある。
アセンダントっていうのはめちゃくちゃ重要で、その人の第一印象を表すの。第一印象を司るからこそ、運とチャンスの入り口なのよね。
魚座は、誰にでも寄り添えるタイプ。なんか、卓巳くんって人たらしじゃない?笑
誰の懐にも嫌味なくスッと入っちゃう。卓巳くんがそばにいても、初対面なのになんの違和感もなく感じる人がすごく多いと思うのよね。

川原さん:めちゃくちゃ言われますそれ。

Keiko:あとは、魚座をアセンダントに持つ方っていうのは、勘がいい。動物的勘が発達してるのよね。
そして、私が一番大事にしているのは月星座なんだけど、卓巳くんの月星座は射手座。だから、海外に縁がある。
卓巳くんの場合は、お仕事やキャリアを意味する、MCっていう人生の到達点を表すところのすぐそばに月があるから、やっぱり海外で輝く人ね。海外でまず成功して、日本に逆輸入っていう感じかな。
麻理恵ちゃんのプロデュースっていうかたちで海外でのネットワークはすでにつくってあるから、
海外で成功させたことを日本にもってくるっていうかたちもいいんじゃないかな。今後もし日本に帰ってくるようなことがあっても、海外とのつながりは切れないと思う。

あと、麻理恵ちゃんとの相性もめちゃくちゃいい!
びっくりしたんだけど、卓巳くんは、蠍座に男性を表す火星があって、麻理恵ちゃんは蠍座に女性を表す金星があるのよ。そこにお2人の土星も重なってる。
これはもう、ソウルメイトの典型って感じがする。
お子さんが二人いらっしゃるけど、卓巳くんと麻理恵ちゃんはいつお会いしても恋人っぽい雰囲気があるのよね。いいなぁ~。笑

川原さん:恐縮です……、ありがとうございます。笑

Keiko:あとは、卓巳くんは太陽星座が蟹座。水と月っていうのはそもそもつながっているんだけど、魚座も蟹座も水のサインなのよね。
男性のなかでは月の影響を受けやすいタイプだと思うんだけど、そういう自覚はあるかしら?

川原さん:それが、とてつもなくございまして……。Keikoさんの占星術のお話もよく麻理恵さんに教えてもらうんですけど、僕がやろうとしていることとKeikoさんの言葉がほんとにピシャリなんですよ、いっつも!


「誰かに促される」のはチャンス。宇宙の意図は人を介してやってくる。
 

ーー川原さんの今回の著書『Be Yourself』を出されるに至った経緯を教えてください。

“世界のこんまり”をプロデュース「僕は世界一、パートナーの魅力を引き出して価値を作っている人間です」【川原卓巳&占星術家Keiko対談】_img1
 

川原さん:これまで僕、8年くらいほぼ1日も休みなく麻理恵さんの仕事をやり続けてきたんですけど、コロナがあって、初めて半年くらい予定がバコって空いたんです。全部撮影がキャンセルになったり延期になったりとかで。
で、なにしようって思って最初に思いついたのが「友達が欲しいな」っていうことだったんです。仕事ばっかりしてきちゃってたから。
それで、Twitterで発信したりとか、久しぶりの人と連絡してたら、その中の一人の友達が話聞かせてよって言ってくれたので、これまでのことを話したんです。
そしたらその友達が「それ絶対、本にしたほうがいいよ!いいライターさんと編集さんいるから」って紹介してくれて。だから、人の縁でできた本ですね。

Keiko:実は、私が一作目をかいたときも同じような経緯なの。
最初に出したのは『「運命のパートナー」を引き寄せる22のルール』っていう本なんだけど、知り合いの編集者の子とお酒を飲みながらあれこれ話していたら、その場で急にメモしだして、「よし、これ編集会議かけていい?」って。編集者の方ってお酒飲んでても編集者魂があるのね。笑

誰かに促される、向こうからくる、頼まれるっていうのは、その人の才能を引き出す絶好のチャンスだと思う。卓巳くんの著書の言葉を借りるなら「自分らしさ」、私の言葉でいうなら「宇宙の差し金」というかね。
宇宙は人の言葉を通してメッセージを送ってくることが多いの。
だから、よっぽど生理的に嫌だと思わない限りは、人からのお誘いには乗ったほうががいいなと思うんだよね。

川原さん:うん。おっしゃる通りだと思います。

webマガジン「mi-mollet(ミモレ)」掲載