「革命」の時代に「望遠鏡」で発見された
肉眼では見えない新惑星・天王星
太陽系の惑星で、土星よりさらに外側の軌道にある天王星、海王星、冥王星。この3天体は、トランス・サタニアン(Trans-Satanian)、つまり〝土星を超えた〟場所にあり、実は肉眼で観測はできません。でも、17世紀初頭に望遠鏡が発明されて以降、天体観測技術が格段に進化。
そして1781年3月13日、イギリスの天文学者・望遠鏡製作者のウィリアム・ハーシェルが、自作の反射望遠鏡で天王星を発見したのです。
「太陽系の惑星は土星までしかない」という、それまでの常識が覆った、まさに革命的瞬間。世界を驚かせ、土星よりもっと遠くに惑星があるかもしれないと、多くの人たちが考えるようになったのです。
おりしも、イギリスでは産業革命が進行…
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