映画「ダウントン・アビー」(2019)より。写真:Collection Christophel/アフロ

新型コロナウイルスの影響で、楽しみにしていた洋画の公開が続々延期になり、意気消沈している映画ファンの方も多いのではないでしょうか。

 

そんな中、NHKでも放送されていた人気ドラマ『ダウントン・アビー』の映画版第二弾の撮影がスタートし、12月22日に全米公開予定とのニュースが。日本での上映は今のところ未定のようですが、オリジナルキャストが再び集結するとのことで、ファンの私としてはそれだけでも嬉しい♡

映画「ダウントン・アビー」(2019)より。写真:Collection Christophel/アフロ

20世紀初頭のイギリス貴族の邸宅、「ダウントン・アビー」で繰り広げられる、そこに住む伯爵一家と使用人たちの人間模様を描いた本作。一家に起きる事件を息もつかせぬテンポで見せていくストーリーの面白さもさることながら、当時の上流社会を忠実に再現した、豪華絢爛なインテリアやファッションも見どころのひとつ。ハリポタでも知られる名優マギー・スミス演じるバイオレットの人生格言にも含蓄があり、本当に見応えのある本格派ドラマなのです。

マギー・スミスは先代グランサム伯爵の未亡人、バイオレットを演じる。映画「ダウントン・アビー」(2019)より。写真:Collection Christophel/アフロ

日本では2020年1月に公開された劇場版『ダウントン・アビー』では、国王夫妻が邸宅を訪れることになり、その準備に翻弄される家族の様子が描かれましたが、今回の『ダウントン・アビー2』の内容はまだ明かされていません。

映画プロデューサーは「すべての人々が家族や友人たちと離れて暮らせなければならなかったチャレンジングだった1年のあとに、『ダウントン・アビー』の人気キャラクターたちがクリスマスに再集結することは、とても大きな慰めになると思っています」とコメントしているのですが、その通り!

エンタメは決して不要不急ではなく、こんなときだからこそ人の心を癒してくれる、生活に必要不可欠なもの。

とりあえず、『ダウントン・アビー2』の日本公開と、去年から延期になりっぱなしの『007』最新作の公開を、首を長くして待とうと思います(涙)。


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