猛暑が続く中、秋物が気になりつつも、まだ実感わかず。そんな中、持っていない人はいないはず! の鉄板アイテム、デニムをテーマにしてみました。

実はご結婚前までの20代のキャサリン妃が超デニム愛好者だったことは、意外と知られていないのではないでしょうか。
当時ロンドンの上流階級の子女たちがこぞってしていた、いわゆるお嬢さまトラッド。ロマンティックテイストに加え、乗馬に象徴されるようなカントリースタイルがミックスされたファションがキャサリン妃の定番でした。

時代とともに多少変化はしつつも今も変わらない、英国お嬢様たちの王道。キレイめカジュアルなデニムスタイルを、貴重なキャサリン妃のプライベート画像とともにご紹介します。

 


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ブルーデニムはフレアーが基本
 

2005年8月27日、実家の近くのスーパーでお買い物中。写真:Mark Stewart/Camera Press/AFLO

まず最初は、23歳のキャサリン妃です。
これはプライベートショットの中でもかなりレアな、母キャロルさんと一緒に実家近くの高級スーパーでお買い物中のスタイル。
トラッドなブルーのシャツに、ブルージーンズ。ブライドルレザーのベルトにウェスタンブーツとシンプルなコーディネートながら、乗馬のニュアンスを感じさせるところが印象的です。

このころのキャサリン妃の愛用デニムは、ディーゼルなどを代表としたフレアーが中心でした。
靴との相性や全体のバランス的に、このシルエットが最もスタイルアップして見えますね。

またプライベート感を感じさせるルーズなアップヘアが、超カジュアルファッションに大人のリラックスムードや女っぽさをプラスして、絶妙なバランスになっています。


フレアーのホワイトデニム

2006年7月29日、ウィリアム王子のポロ試合の観戦。写真:Shutterstock/アフロ

こちらはキャサリン妃、24歳。
王道のブルー以外に、キャサリン妃の定番なのが、ホワイトデニム。シルエットはやはり、こちらもフレアー、そしてローライズです。
トップスには白のカットソー+レーシーで透け感のあるニットカーデを合わせ、甘さとセクシーさをプラス。でも足元はウェスタンブーツと、甘辛ミックスコーデがキャサリン妃を含め、上流階級の子女たちに人気のスタイルでした。