ユニクロのフリースといえば、冬のマストアイテム。でもどうしても、部屋着感が拭えなかったり、寒いからとりあえず着たような感じに見えたりと、着こなしが難しいアイテムです。そこで、スタイリスト川上さやかさんにがフリースを取り入れるなら、どんな工夫をするのか聞いてきました!

 


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スタイリスト川上さやかさんが選んだユニクロのフリースは「フリースプルオーバー」

 

スタイリスト川上さやかさんが、ユニクロのフリースアイテムの中から選んだのは、ネイビーのフリースプルオーバーです。
この色を選んだ理由やサイズのセレクトポイントを教わります。
 

ユニクロのフリースプルオーバー

「ユニクロのものに限らず、フリースとはそもそもカジュアル感やアウトドア感が強いアイテムです。それを大人っぽく着たいなら、フリースの素材感が出にくい濃色を選ぶのがおすすめ。なので、必然的に選択肢は黒かネイビーに絞られていました。この2色なら、最終的にどちらを選ぶかは、好みでいいと思います。
このフリースプルオーバーは男女兼用でサイズはXSから4XLまでの展開。MサイズとLサイズを試着したところ、Lサイズでは肩のラインが落ちすぎたので、程よいゆとりがありつつも、大きすぎないMサイズを選びました」
 

フリースを部屋着に見せないために、レイヤードして着たい

フリースプルオーバー(長袖)¥1990/ユニクロ カットソー/クードル ブレスレット/ティリースビアス

「ユニクロは、フリースのバリエーションが豊富。
この形を選んだのは、ニットのようにレイヤードして着やすいからです。つまり、ネイビーのニットのように活用させます。

フリース一枚だけで着ると、どうしても部屋着っぽさが出てしまいやすい。
だから、フリースとは素材感の違うカットソーやシャツをレイヤードして着るのが良いと思います。

レイヤード前提だから、ジャストサイズではなく、中に一枚着たときに窮屈ではないサイズ感を選びました」


カジュアルすぎず、コンサバすぎないバランスでコーディネート


「フリース自体がリラックス感のあるアイテムなので、全身をカジュアルに仕上げすぎないのがポイント。かといって、フリースのカジュアル感を軽減するために、タイトスカートにショートブーツなど、極端にきれいめなアイテムを合わせるのもアンバランスになってしまいます。

ちょうどいいバランスを2例紹介します」

 
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