まだまだ気温差もあるものの、春の陽気とともに暖かい日が増えてきましたね。
とはいえ、羽織りものはまだ手放せない! そんな季節の変わり目に便利なのは、やはりトレンチコートでしょう。

そんな鉄板アイテムが生まれたのは英国。そして、トレンチコートは世界各国のプリンセスに愛用されています。キャサリン妃から始まり、初登場のカミラ夫人や、他の欧州人気プリンセスたちのトレンチコート・ファッションをご紹介します。
年齢や国の異なる6人の皆様の似て非なり、のコートの選び方や着こなし方を、ご覧ください。

まずは英国キャサリン妃です。

 


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英国:キャサリン妃(40歳)
伝統+フェミニンなデザインのバーバリーをチョイス

2011年3月8日 アイルランドを訪問。トレンチコート/バーバリー 写真:Shutterstock/アフロ

英国人キャサリン妃が選ばれた最初のトレンチコートがこちら。高い襟にダブルブレスト、エポレット付きと、クラシックなデザインをベースにしながら、裾がフリルのように切り替えられた、フェミニンで個性的なデザインを選ばれました。
前をキッチリ閉じて着ると、ドレスコートのようにも見えるところが、キャサリン妃らしいチョイスと言えるでしょう。
膝上丈で脚の見える分量が多いので、ストッキングかタイツかによっても印象が変わり、暖かい日には脚元を軽くすると、一気に春らしさが出ます。


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メーガン夫人(40歳)
テーラリングが光る、メンズライクなトレンチコートを着回し

2018年10月18日オセアニア歴訪。豪メルボルンを訪問。 トレンチコート/マーティングラント ワンピース/クラブモナコ 靴/ロージーズ 写真:Shutterstock/アフロ

ご結婚以前からトレンチコートが大好きなメーガン夫人。コートはもちろん、ワンピースなどのアイテムでも、トレンチのニュアンスが取り入れられたデザインを愛用されてきました。

一見ベーシック、でもその実、仕立てはクチュールレベル、メンズライクでモード感のあるものを選ばれているところが、さすがメーガン夫人。
ナチュラルに開けて羽織っているだけで、綺麗なシルエットができているところは、パターンに定評のあるブランド、マーティングラントです。
エポレット(肩のループ)は無く、ややオーバーサイズ。クラシックをベースに、あくまでもスタイリッシュに仕上げた上級者トレンチを、黒のノースリーブワンピース&フラットシューズで、サラリと着こなされているメーガン夫人は、やはりお洒落! と実感させられます。

またこの二日前には、同じトレンチコートで異なるコーデも!
それがこちらです。

2018年10月16日オセアニア歴訪。豪シドニーを訪問。 トレンチコート/マーティングラント ワンピース/Karen Gee スエードパンプス/スチュアート・ワイツマン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

中をノースリーブの白いワンピース、そしてヌードカラーのパンプスと合わせたコーディネートです。コートよりも明るい色にすることで、より軽い印象になりました。

どちらのコーデにも共通していますが、コートがロング丈の場合には、インナーは必ずコートよりも短い丈を選ぶこと!
そしてもうひとつ、メーガン夫人らしいお洒落ポイントが、袖のたくし上げ! 何気なく見えてしっかり計算された、このひと手間がお洒落度をアップさせています。ただ、ロイヤルらしさ、という点では?? ではありますが、私たちは真似ても大丈夫(笑)。

同じコートなのに、こんなに印象を変えた着こなしを披露のメーガン夫人。トレンチ好きを実証です。


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