ダイアナ元妃が愛用されたシャネル① 洋服(コート&ブラウス) 

1988年10月、初めてパリを公式訪問。写真:Press Association/アフロ

ご結婚から7年後の1988年に、ダイアナ元妃が初めてパリを公式訪問された時のファッションです。キャサリン妃同様に、やはりパリ訪問が、シャネルデビューのきっかけでした。

鮮やかな赤のロングコートに、白のブラウス、そしてアイコンのチェーン&キルティングバッグを肩から下げた元妃。ロゴ入り金ボタンなど、ブランドらしさがありながら、オーバーサイズに肩パッド、変形襟などトレンド性のある個性的なデザインを選ばれているところがダイアナ妃らしいですね。この時27歳と若く、モデル並みのスタイルをもつプリンセスだからこそ着こなせるスタイルとも言えるでしょう。

 

ダイアナ元妃が愛用されたシャネル② ツイード・スーツ

1997年3月9日、ウィリアム王子の堅信式に出席。写真:Shutterstock/アフロ

この時、35歳(1997年)のダイアナ元妃。この頃には、お仕事でシャネルのスーツをお召しになることが増えていた元妃でしたが、シャネルといえばツイード!元妃が愛用されていたのは、こんなツイードのスーツでした。
ブルーのネップツイードに白のフリンジ、白のロゴ入りボタンがアクセントになった、爽やか&可愛らしさのあるデザインに、この日は長男ウィリアム王子(当時)の堅信式ということで、トーク帽と合わせて、上品なロイヤルスタイルが完成しています。

自立をし向かうべき道が見えた離婚後、ダイアナ元妃のファッションは、シンプルでコンサバティブ、上質素材で、美しいパターン。まさにシャネルスーツのようなスタイルが主流になりました。
バッグや靴は別ブランドですが、ヌードベージュの小物とのコーディネートがノーブルですね。