LESSON 2 
ハイライトとシェーディングで目もとの立体感をバックアップ


ベージュの目もとにさらにイガリさんが使ったのが、シェーディングとハイライト。目元の奥行きを引き立てるように使っていました。

左から:ヴィセ シェード トリック BR300 ¥1760(編集部調べ)(コーセー)、ハイライトはジルスチュアート(イガリさん私物)
頬にシェーディングを入れて、目元にハイライトをすることで、目の奥行き感が際立ち、ベージュでも立体感のある顔立ちに。また、面長顔の土台に対して口が小さく印象が薄いため、シェーディングは上から下にブラシを動かすのがコツ。そうすることで、重心が下がって面長感が気にならなく。
チークは大きめのブラシでフワッと馴染ませる程度。RMK ピュア コンプレクション ブラッシュ 09 ¥3630(RMK Division)
 


 LESSON 3 
気になるシミや色ムラをペンシルコンシーラーで補正
 

今回のベージュメイク、ベースは前回のメイクと同じ。ですが、メイクチェンジの際にイガリさんが新たに手に取ったのが、コンシーラーペンシル。

マックのスタジオ クロマグラフィック ペンシル NC15/NW20は、過去のメイクでも多出してきたイガリさんの私物アイテム。薄いシミのほか、ほうれい線部分に塗ってなじませて影を薄くしたりも。

私の肌は、ほくろが多いタイプ。さらに、こすったりするとすぐに赤みが出やすいですし、シミもできやすいので、色ムラが多いのが特徴です。
そんな顔のところどころに散らばっているシミや色ムラを消しゴムで消すように、コンシーラーペンシルを使ってカバーしていました。
「ベージュトーンのメイクだし、目元にポイントを持ってきたいから、視線が散らばらないようにしたい。特に華やかな顔の人は、年齢によって出てくるくぼみが影になって、余計な要素になっちゃう。だからそれをしっかり消すのも大事」(イガリさん)

目周りなど皮膚が柔らかい部分には、こちらを使用。フジコ 美眉アレンジャー 01 ナチュラルブラウン/畑中私物


 FINISH! 

ニットビスチェ¥9900(アンクレイヴ ホワイト)、シャツワンピース¥13990(アンフィーロ)/ともにオンワード樫山 イヤリング¥9900、ストーンリング¥25300、リング¥30800/エテ

今回、イガリさんにメイクをしてもらって感じたのは、「テクニックの重なりで顔はできていく」ということ! メイクが仕上がっていく過程を見ていると「さっきも塗ってた!」と、何度も同じ場所にシェーディングを入れたり、ハイライトを入れたりしています。ベースメイクもそう。それが「その人らしいのになんか違う、なんか素敵!」という仕上がりになるのだなあと、実感しました。

記事にする際には、わかりやすくポイントを絞っていますが、読んでくださる皆さんにお伝えしたいのは、「簡単そう」「へえ〜」と思ったテクニックはぜひご自身のお顔で試してみてください! ということ。
メイクは失敗しても落とせば終わり。金銭的&精神的なダメージが最も少なくて済むイメチェン方法! いろいろトライしてみると、「この顔好きかも」と自分の顔に使えるテクニックやアイテムが見えてくると思います。
 

【写真で解説】顔がぼやけそうでベージュリップが苦手なライターがイガリメイクを体験。程よく印象を強める2つのポイントを解説
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問い合わせ先/
RMK Division tel. 0120-988-271 
コーセー tel. 0120-526-311
エテ tel. 0120-10-6616
オンワード樫山 tel. 03-5476-5811
※コスメはライター、ヘアメイク私物です。


撮影/榊原裕一(モデル)、金栄珠(物)
ヘアメイク/イガリシノブ(ビュートリアム)
スタイリスト/石川美久
構成・文/畑中美香

 

 

前回記事「【イガリメイク】面長顔は肌色だけでこんなに補正できる!たるみやすいのに口元がコケている場合の極意」はこちら>>