ミモレの連載も大人気のエディター昼田祥子さんがインスタライブに初登場! 川良編集長と読者の皆さんの質問に答えながらトークした様子をダイジェストでお届けします。記事の後半ではインスタライブ中にお答えできなかった質問にも昼田さんが回答していますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。

 

冒頭では気になる昼田さんの着こなしからチェック。ワンピースはユナイテッドアローズで購入したマリハ、ピアスはGU、サンダルはユニクロ、メガネはモスコットだそう。これまでパンツとシャツのイメージが強かった昼田さん、新しい気分を感じたかった、というワンピース姿も素敵ですよね。

 

川良編集長(以下川良)「昼田さんの連載は本当に大人気で、“いいね”の数が半端ないんですよ! ご自身では何が人気の理由だと思いますか? 私は、モノをたくさん持つより、心地よさや自分らしさを皆どこかで求めていて、そこがフィットしたのかなと思いましたよ」

昼田さん(以下昼田)「私の断捨離の話が何の役に立つのかなと思っていたのですが、読んで頂いた方から共感や暖かいお声を頂いてびっくりしています。ファッションエディターだし、洋服やトレンドのことをおすすめしていくのもいいんですが、私としては“何だっていいじゃん”と思っていた部分を書けたので、私自身スッキリしています」(昼田さん)

川良「元々ハイファッションからカタログの仕事なども手掛けられていて、仕事のできる素敵な方だなと思っていましたが、山形に行って、この断捨離の連載を始めて、久しぶりにZOOMでお会いしたら以前とオーラが違ったの(笑)」

昼田「(笑)断捨離してから、まわりにも変わったってよく言われます。断捨離って、クローゼットだけじゃなく、その人の持ってる雰囲気も変える力を持っているんだと思います」


というお話から、早速質問へ!

 

Q.断捨離をして一番大きく変わったことは何ですか? 


川良:「この質問は一番難しいから最後にしようかなと思っていたけれど(笑)、やっぱりオーラが変わった!」

昼田:「もう変わったところがいっぱいありすぎて……! 洋服を捨てたら思考が変わって、思考が変われば行動が変わり、生き方や人生も変わって。クローゼットは始まりで、色んなところに波及して、色んな効果がありました。言えるのは、断捨離をして本当に良かったし、断捨離をするってスペシャルな体験で、断捨離に出会えて良かったと心から思います」
 

Q.デニムの整理が難しい。昔の超ローライズは捨てましたが、形の流行りもあるし、色も濃淡のブルー、黒、白……一体何を残せばいいのか解らなくてクローゼットに溢れてます。 

 

川良:「これ私のことかと思った!(笑) 棚が1段デニムで、整理されないままになってる……」

昼田:「私は断捨離して1、2本しか残さなかったと思います。でもこれだけ沢山持ってらっしゃるということは“好き”で“得意”なことだし、それに対する知見も経験値もある。私もシャツが好きでいっぱい持っていて、あえて無理に捨てなかったんです。好きなものを無理に手放さなくても、自分が心地よければOKだと思います。

これからデニムを買うときも、自分に似合うデニムをキャッチできるのかなと。ただもし今のデニムを見て嫌な気持ちになるなら、何本か絞ってみるのもアリだと思います。自分ありきで、自分が良ければ何でもOKです」

川良:「デニムが1本もなかった時期もあったんですか?」

昼田:「はい、娘が小さかった時期はデニムをすべて手放した時期も。今はまた1、2本ありますけど、今は今、また好きなときに持てたらいいという考え方です」
 

Q.わたしもメンズシャツが好きなのですが、スラックスにボリュームスニーカーだとメンズになりすぎます(髪がショートなので余計に)。女性らしさもある着こなしのポイントを教えてください。

 

昼田:女性らしさって、アイテムではなく“ツヤっぽさ”だととらえていて。私の場合は髪の毛をウェットにすることでツヤっぽく、プラスαでピアスや手元にきらっと光るものを入れたり、肌見せ(シャツの袖をまくってみる、首元を開けてみるなど)をすることで調整すれば、シャツとスニーカーでも女らしい雰囲気が出るのかなと思います」


★昼田さんのツヤ髪スタイルの作り方は?
髪をしっかり濡らしてから、エヌドットのオイル(500円玉大)と、ワックスを全体に付けて完成!

「髪型も男っぽいので、ツヤ感を入れることを意識しています。洋服は既製品だし、コーディネートは真似できるけど、髪型は髪質や毛量も違う、究極のオーダーメイド。一番自分らしさが出るパーツだから、髪型もコーディネートの一部ととらえて楽しんでみるのもいいと思います」(昼田さん)