6月中旬、英国王室にとって恒例の、またチャールズ国王にとっては即位後初となる伝統行事が行われました。キャサリン妃にとっても、皇太子妃となられて初めてということで、ファッションもこれまでより貫禄と気品が感じられウットリ。同時に、お姿を拝見するなり浮かんだのがダイアナ元妃! なぜなら、生前の元妃のファッションにソックリだったから!

TPOが大のお得意なキャサリン妃だけに、それぞれ選ばれたお洋服には意味がありますが、どちらもスタイルイメージは、ダイアナ元妃ですよね? と思った次第です。40代に突入後ファッションの進化が著しい上に、今や皇太子妃となられたキャサリン妃のスタイルアイコンが、義理の母ダイアナ元妃となったことは間違いないでしょう。

超ロイヤルかつスタイリッシュなキャサリン妃ファッションを軸に、二人のプリンセス・オブ・ウェールズ(皇太子妃)スタイルを、是非見比べて下さい。お美しいのは勿論、とにかく似ています。

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正装スタイル① チャールズ国王の公式バースデーに、グリーンのワントーンコーデ

2023年6月17日 トゥルーピング・ザ・カラーに出席 ワンピース/アンドリュー・ゲン 帽子/フィリップ・トレーシー ダイヤモンド&サファイアのイヤリング/ダイアナ元妃の物 靴/アクアズーラ 写真:Camera Press/アフロ

即位後初めて、チャールズ国王の公式お誕生日イベントに出席されたキャサリン妃。皇太子妃として初めて、また昨年末にアイルランド近衛連隊の名誉連隊長に任命されて以降、初の恒例行事ということで、アイルランド・カラーのグリーンを選ばれました。華やかなアップルグリーンのドレスは、初めてお目見えしたブランド、アンドリュー・ゲンのもの。

上質な素材にクチュール仕立てがロイヤルスタイルにぴったりで、加えてエッジがきいたアクセントもブラントのお得意とするところです。前立てやポケットを飾る、ジュエリーさながらのビジューは、まるでユニオンジャックのようにも見えます。

まさに英国プリンセスらしいお洋服と言えますが、さらにこれまで以上に貫禄が感じられるのは、お帽子の選び方が異なるからでしょう。

これまでなら、高さのある華やかなファシネータータイプのお帽子を合わされていたキャサリン妃が、今回はツバのあるハット型をチョイス。これによって落ち着き感が増し、ノーブルな印象が強くなりました。

正面からはシンプルに見えて、実は後ろにはこんなボウのアクセントが付いています。

帽子/フィリップ・トレーシー 提供:Sgt Donald C Todd/UK MoD/ロイター/アフロ

お帽子のデザインだけでなく、後ろ姿から品格がにじみ出ている様に感じますよね。
そして同時に義理の母、ダイアナ元妃のこのファッションを思い出しました。
 

ダイアナ元妃:グリーン×ネイビーのバイカラー・コーデにボウの帽子

1992年7月18日、ウィンザー城聖ジョージ礼拝堂で行われた結婚式に出席。 スーツ/キャサリン・ウォーカー 帽子/フィリップ・サマーヴィル 写真:Photoshot/アフロ

これは31年前、結婚式に出席された時のダイアナ元妃ファッションです。
グリーンにネイビーで切り替えが施されたロングジャケットとタイトスカートのスーツに、同じくグリーンのお帽子というスタイル。帽子に付けられたボウの位置こそは違うものの、モチーフも同じと、キャサリン妃ファッションにとても似ていますよね。

ダイアナ元妃のこのお洋服のデザイナーはキャサリン・ウォーカーと、現在キャサリン妃も愛用されていますが、流石にブランドまで同じにはせず、アイテムもダイアナ元妃はスーツ、キャサリン妃はワンピースと、それぞれがお好きなもので。しかし全体のデザインやシルエットも似ている上、お帽子の選び方までがソックリですよね。

そして元妃とのリンクは、まだ他にもあるんです。
 

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