キャサリン妃の退院と公務の見通し

ケンジントンパレスが発表した予定では、入院は最長で今月29日まで。途中経過が良ければ、早めの可能性もあり、その後はご自宅、ウィンザーのアデレイド・コテージに戻られ、自宅療養をされる予定です。

公務に関しては、イースター後とみられ、3月いっぱいまでは療養の予定。通常であれば、その間に予定されていたはずのお仕事、英国アカデミー賞授賞式やコモンウェルスデーの式典、そしてイースター礼拝も欠席の模様。さらには、実はこの春に水面下で予定されているとみられたイタリアへの初公式訪問も暗礁に乗り上げてしまいました。

とはいえ、実は少し期待をしているのが、あくまでも発表されている療養期間は余裕を見てのことで、もし経過が良ければ早めに登場され、お得意の嬉しいサプライズもあるのでは? と期待したり……。

というのも実はキャサリン妃、現在ロンドンクリニックのベッドサイドでお仕事もされているという話も。ご存知、肝いりプロジェクトである、幼少期に関するキャンペーンを、ご自分では動けずとも活動が進行するよう打ち合わせなどされているとか……。

 


お子様達はいつも通りの生活を。ご一家のチームワークを発揮


ウィリアム皇太子が翌日病院訪問をされた際、その後お子様たちのお見舞いも期待しましたが、お姿はなし。思えば、私たちと違い、他人の視線なく自由にいつでも病院に行くことも叶わないお立場のお子様たち。

元々病院での規則もあるようですが、24日時点でやはりキャサリン妃と3人のお子様たちは、直接お会いになってはいないよう。しかしネット社会の利点ですね、Facetimeで毎日やり取りはされているそうです。キャサリン妃にとって、それが回復のモチベーションになることは間違いないでしょうし、癒しにもなっていることでしょう。

一方のお子様たちにとっては、初の試練(と私は感じます)を、日常生活を変わらずに過ごす、ということで、父である皇太子とともに強く過ごされているご様子に、感動を覚えています。いずれ、国王ご一家となるこのご家族が、何事にも動じることなく、たとえ離れていても5人のチームワークで乗り切ろうとされていることが感じられます。

恐らくキャサリン妃が一番心待ちにされるのは、お子様たちの送り迎えや、こんな風に遊び回れる日々でしょう。私たちも、1日も早い回復をただただお祈りしています。


文/にしぐち瑞穂
 

 

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