2013年、ニュージーランドで同性婚を認める法律=「婚姻平等法案」の最終審議と採決が行われました。その際にモーリス・ウィリアムソン国会議員が行った名スピーチ、ご存知でしょうか? この世界中で賞賛されたスピーチが最近再び注目を浴びています。
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議員はとてもシンプル、かつ情熱的に、「今、私たちがやろうとしていることは、愛し合う二人の結婚を認めること、ただそれだけ」だと伝えます。
以下、HUFF POSTより抜粋
この法案は、愛する2人にとっては素晴らしい法案となるでしょう。けれど、関係ない人には何の影響も与えないですし、その人たちには今まで通りの生活が続くだけなんですよ。
~中略~
結びとして、この法案に関わる全ての人のために、聖書を引用させて下さい。旧約聖書の申命記、1章29節です。
「恐れることなかれ」。
A photo taken from my Electorate Office this morning. A Gay Rainbow? A Sign none the less. All iswell with the world pic.twitter.com/X5a4YUbGbj
— Hon. Maurice Williamson (@williamson_nz) 2013年4月16日
こちらは演説中に出てきた虹の写真。この法案が干ばつの原因だとSNSにダイレクトメッセージがきたのだといいます。「パクランガ(編集部注:ニュージーランドの都市名)では今朝、雨が降り、今まで見たことがないくらい、大きな虹が見えたんです」とスマートに応戦するウィリアムソン議員。
「良いコミュニケーションの鍵になるのは、相手の置かれている状況、文化的背景をどれだけ理解できるかどうか。つまり、どれだけ相手の立場にたって物事を考え、相手を思いやることができるかどうかだ」。今回紹介させていただいたウィリアムソン議員の名スピーチとともに、以前、先輩から言われたこの言葉も最近よく思い出します。
いろいろな問題がどんどん顕在化してきている昨今。それらの解決の糸口は「思いやりという想像力」。これに尽きるのではないかと考えています。
今日のお品書き
心のおしゃれ師匠、服飾ディレクター岡本敬子さんの旅支度。私も身軽なバックパック派なので、敬子さんのバックパックコレクションが見られて感無量です(笑)。容量をフレキシブルに変えられる「山と道」のバックパック、私も欲しいなぁ。
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