鎌倉で暮らす人の味覚カレンダー
鎌倉で暮らす甘糟さんには、鎌倉ならではの味覚カレンダーがあります。それは家族の思い出の味でもあり、伝統の味でもあれば、新しい鎌倉を象徴する味でもあります。書籍『鎌倉の家』より、その一部を甘糟さんご自身が撮った写真とともにご紹介しましょう。
3月
「浜野水産」の釜揚げしらすで春を先駆け
4月
「ハウス オブ フレーバーズ」のクラシックな苺の“ケーキ”と鎌倉山の景色を楽しむ
5月
春と夏の間の季節の美しさ。上生菓子店「美鈴」のお菓子「昇鯉」
6月
イタリア料理店「ジョイア」で「自家製青トマトのジャムとリコッタチーズのブルスケッタ」を
由比ケ浜通りの日本料理店「一平」で鱧を食す
7月
長谷のバー「ケルピー」でスイカのカクテルを
8月
円覚寺での法要帰りには「光泉」のいなり寿司
いかがでしたか? 甘糟さんの季節の味覚を辿ると鎌倉での暮らしがリアルに垣間見えるようです。詳しくはぜひ『鎌倉の家』をお読みください!
次回は、「甘糟りり子さんが通う美味しい店7軒<秋冬編>」をお届けします。
『鎌倉の家』
甘糟りり子 著 ¥1600(税別)河出書房新社刊
高い天井には太い梁、客間には囲炉裏、庭に咲き誇る四季の花々―風情ある日本家屋で育った著者が、鎌倉の魅力を鮮やかに描き出すエッセイ。戦前に建った風情溢れる日本家屋、家族の思い出の味、山菜料理でのおもてなしと器のほか、鎌倉暮らしに欠せない味、店も多数紹介されています。
構成・文/川良咲子(編集部)
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