着まわし

とにかく、外ではずっとダウンを上まで閉じて着ているのであまり変わりばえがしないのですが……「間違い探し」のように違いを見つけてください!

ジョンストンズのマフラーはチェックと無地の裏表なので、ネジネジと巻くと赤が程よいアクセントとなってくれました。
茶色いスカートの日は茶色のブーツで。
黒いパンツの時は黒いブーツ。グリーンのニット帽。この海辺がいちばん寒くて。顔が凍ってますね(笑)。
グリーンのニット帽子とグリーン系のタートルを合わせて。これもボーダー×チェックでややこしいことになってますが(汗)色合いがマッチしているから良しということで。


●ヘルシンキっ子に学んだ、あったか可愛いマフラーの巻き方

ここでちょっとマフラーの巻き方の小ネタを。ヘルシンキの街を歩く若い女の子たちがフードの外からマフラーを巻いているのを見て可愛いなと思ってやってみました。

普通の巻き方はこう。コートの中にぐるぐるに巻いて顔をうずめる巻き方……これだと上までジップを締められないんですよね。
真似てみたのがこちら。コートの襟元を上まで閉じ、フードを一回立てて、コートの外側からマフラーを巻く。首の後ろがぐっと詰まって密着感があり、確かにあったかい! 雪や雨が降ったり止んだりしたときに、すぐにフードをかぶれるところも便利でした。

 
●コートの中は行く先の景色に合わせて

今回の旅の目的の一つが、ヨーロッパ最大のテックの祭典「slush(スラッシュ)」へメディアとして出席することでした。ヨーロッパをはじめ世界各国から起業家やベンチャー企業、投資家などが集まり、最新技術や新しいビジネスについて発表しあいます。
フィンランドのメディア「Sanoma」に逆取材を受けたり、360度カメラで動画を撮影してもらったりしましたー。カメラマンさんにも褒められ、派手なニットを着てきて良かった、と上機嫌な私(笑)。

テックのイベントの日は、暗闇でも見つかりやすいはっきりした色で、少し女らしく。美術館や図書館を訪れる日は、茶系のコーデに。 

美術館巡りの日。
先ほどと同じトップス、ボトムをスカートにした日。
そんなわけで毎日大活躍だったダウンさんですが、リュックが擦れるところから羽がフワフワ出てきたり、小雪が舞うとしっとり濡れてしまったり、ポケットのチャックが噛み気味だったり……。やっぱり10万円のダウンは10万円の意味があるんだろうなと思ったわけですが。誰ともカブらず、風邪もひかず快適に過ごせてとにかく良かった。ありがとうダウンさん!と感謝してます。

初めて訪れたフィンランドでしたが、ヘルシンキはホッとするような落ち着く街でした。街の人も働く人たちもみんなとっても親切。アメリカ的なオープンなフレンドリーさとはまた違って、何か聞いたらすごく親身に教えてくれるというような絶妙な距離感で、心地よく心温かく過ごさせてもらいました。

訪れた美術館やレストラン、気になったインテリア、テックフェスの模様などはまた別途ご紹介しますね。

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