水羊羹やゼリーな毎日…暑いのに甘いものがいただきたいとはこれ如何に(痩せるわけがありません)、そんな日々を過ごしています。
そんな私のもとに小さなお菓子の箱が届きました。「加賀の氷室」は本郷・東大前のお菓子屋さん製の冷たい和菓子です。冬は雪深い加賀…金沢の土地に由来して、江戸時代には夏にはるばる氷を運び徳川家に献上していたとか。現在の東京大学は元加賀藩の上屋敷跡なので、これに因んでこのお菓子を作っているそうです。

上は半透明の葛、下は餡を混ぜた葛。ほんのりと甘い葛の間に酸味のある杏が包まれています。しっかり冷やしていただくと、喉越しの良さに夏の暑さを忘れてしまいそう…。7月最後の一日、ほっと一息つかせていただきました。
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