皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務などのお出ましの機会がありませんが、ミモレでは今までの写真を紐解き、雅子さまのファッションに注目。知性とエレガンス、そして華やかさがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


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茨城県訪問にあたり、自然博物館をご視察に。鮮やかな赤のペプラムのジャケットとタイトスカートは、雅子さまのスタイルを引き立てるシルエット。黒の小物、ゴールドのアクセサリー、そして真っ赤なリップと、メリハリのある全身のバランスも完璧です。館内ではマンモスなどの展示室をご覧になったあと、お二人で仲睦まじく野鳥を観察されたそうです。1995年10月23日、茨城県岩井市・茨城県自然博物館にて。写真/The Asahi Shimbun/Getty Images


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

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